フィールドワークのススメ アジア観光・文化の旅

秋山秀一【著】

• 販売会社／発売会社: 学文社
• 発売年月日: 2010/04/10
• JAN: 9784762020728

商品レビュー

2010/08/08

フィールドワークって言うか、旅行記だった。
でもアジアは面白くてクリエイティブ。
旅に出たくなった。
でも文章表現が巧みなわけでもなく、
写真が少ないので伝わり辛い。

●ベトナム
｢ベトナムのパンは旨いですよ｣
と、ベトナムを旅行した人は誰でも言う。実際、ベトナムを北から南へ横断する今回のこの旅で食べたパン、これが、どこでも旨かった。(P145)
■フランス統治時代に伝わったフランスパンのベトナム版らしい。１個２０円くらい。コッペパンより少し大きい。

●カンボジア
雨季になると水位が上昇し、辺り一面、海のようになる。そのため、家も高床式になっている。
■前に旅行に行った時に見た家もそういう理由だったのね。(P155)

●ラオス
しかし、この国を訪れ、街や村を実際に歩いてみると、実に魅力たっぷりの国であることにおどろく。どこを歩いてみても、そこで見かける風景は、アジアの原風景そのもの。日本ではすでに忘れ去られてしまっている｢アジアの姿｣がこの国にはまだまだ残っているのだ(P169)

●ミャンマー
今、この瞬間、地球上のどんなところに、どんな人たちが、どんな暮らしをしているのか、そのことに、ぼくは興味がある。それを自分の目で見たくて、旅を続けているようなもの…。(P189)

パガンは、インドネシアのポロブドゥール、カンボジアのアンコールワットとならんで｢世界の三大仏教遺跡｣のひとつにあげられている(P200)

●インド
ヒンドゥー教徒のガンディーに墓はない。しかし、ガンディーをしのぶる聖なる場所はある。それが、ラージ・ガード。ここで、ガンディーは火葬された。(P210)

2010/05/18

書店でザーーーっと斜め読み。

内容とかたいしてアタマには入っていない。

フィールドワークというか、紀行文に等しい。
紀行文ともなれば広義ではフィールドワークともとれるけど、期待していた内容ではなかった。

気晴らしに読むのがいいと思う。
きっと旅がしたくなる。そんな本だと思う。