拡大主義への決別 真の成長を実現する革新思考

ロバート・M.トマスコ【著】, 小西恒彦【訳】

• 販売会社／発売会社: バベルプレス
• 発売年月日: 2010/04/15
• JAN: 9784894490949

商品レビュー

2013/06/01

「成長とは大きくなることではなく、前進し進化し続けることである」。これまでの拡大主義・株価市場主義を批判し、真に成長するために必要なモノの見方や考え方を実例を紹介しながら説明している。
まっとうなことが書いてある。訳のせいなのか分からないが、まとまりに欠ける感があり少し読みづらかった。

物事に取りかかるには概念から始めるのではなく質問から始めるのがいい（P58)
成功裏に成長させていくためには、二つの点を結ぶ最短距離は必ずしも直線ではない(P353)
一般的には、現実の状況というのは固定していて変わらないが、目標とか展望というものは移ろい易く流動的であると思われているようだ。しかし、しっかりと成長を見据えている人は、逆に現実こそ移り変わることが多いと理解して行動しているのだ。(P315)