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養老孟司・太田光 人生の疑問に答えます 新潮文庫
398円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2010/03/27 |
JAN | 9784101304915 |
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養老孟司・太田光 人生の疑問に答えます
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
いつも思うが、本というのは読むべき時に読めるもんだと。 自分の機嫌が悪い時に家族に八つ当たりすることを悔やんでいたら、この本の中にそのものズバリの疑問が出てきていた。この本では悩みと呼ばずに人生の疑問と称することになっている。 養老さんのお答えは、 「自分を笑える余裕をお持ち...
いつも思うが、本というのは読むべき時に読めるもんだと。 自分の機嫌が悪い時に家族に八つ当たりすることを悔やんでいたら、この本の中にそのものズバリの疑問が出てきていた。この本では悩みと呼ばずに人生の疑問と称することになっている。 養老さんのお答えは、 「自分を笑える余裕をお持ちなさい。」 というものだった。それに、ニワトリは八つ当たりする順番が決まっていて、八つ当たりするのは自然なことだともおっしゃられていた。あたまが固くなりすぎると身体もこわばり健康に良くないかもと考えた。 それに、他人の悩みは、自分のこっちゃないと余裕を持って聴いていると、なんとも滑稽に思える。ヒトの悩みを聞いて大笑いなんかしてしまうものだから、わたしになんか誰も悩みを話さない。 また、養老先生は、毎日が発見で、それが楽しいとおっしゃる。自分で発見することで世界を自分で作っている感覚になるのだそうだ。 この十年。物思いにふけったり、本を読んだり、にっきをかいたりして「あぁ~」とか「う~ん」とかやってきたのだが、最近、世界が変わってきているような気もしている。わたしも日々何かを見つけ始めているのかもしれない。 Mahalo
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[2013.10.24読み終わり]そんなに突拍子もない事は書いていないけれど、凡人にはそう考える事自体が難しいんだよね…と思うことばかりな気がしました。
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NHKの養老孟司、太田光出演の人生相談番組からスピンアウトした人生相談本です。 平凡な暮らしの中で小さなことに深く悩んでいる一般人の相談に対して二人が鋭い切り口で独断的に切り込んでいきます。かなり断定的な分析がかえって気持ちよく、「それは偏見だろう」よりも「そういう見方もあるん...
NHKの養老孟司、太田光出演の人生相談番組からスピンアウトした人生相談本です。 平凡な暮らしの中で小さなことに深く悩んでいる一般人の相談に対して二人が鋭い切り口で独断的に切り込んでいきます。かなり断定的な分析がかえって気持ちよく、「それは偏見だろう」よりも「そういう見方もあるんだ」とひざを打つような内容です。また、東京大学名誉教授の養老氏に対してコメディアンである太田光が、「そうですね・・・なるほどなるほど」的にではなく、「それは違うんじゃないの」「僕の考えは全く逆で・・・」的に遠慮なく対峙している感じが素敵です。 僕は小説を読むのが好きですが、たまに科学的な著書も読みます。養老先生の本だけでなく、福岡伸一教授、茂木健一郎教授など・・・。それは、科学者の世界が面白いというのもあるけれど、3人とも実は生物学的な研究から「人間とは何か?」ということを突き詰めようとしている方で、人間を理解するために読んでいるという感じです。そして、素人なりにもある程度「人間とは?」というのを読んだ後で改めて小説を読むと小説家には二種類いることが分かってきます。人間を研究して人間を描こうとしている作家さんと、「いろんな人間がいるさ」という前提のもとに(真実の人間像を無視して)ひたすら面白く物語を作ろうとしている作家さん。一見すると後者の作品の方が読みやすくて愉快な感じがしてしまうのだけれど、やはり読後の満足感やその後の余韻というのは前者の作品にしか残らないんですね。 浅田次郎先生が「作家というのは基本的にウソをつく(物語を作る)のが商売だ」とおっしゃっていますが、誠意を持ってウソをついている作家さんといいかげんにウソをついている作家さんがいますね。(誠意を持ってウソをついていた作家さんが、突然いいかげんにウソをつき始めることもあるし)
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