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ボクの穴、彼の穴。
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ボクの穴、彼の穴。

デヴィッド・カリ(著者), 松尾スズキ(著者)

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ボクの穴、彼の穴。

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 千倉書房
発売年月日 2008/12/01
JAN 9784805109175

ボクの穴、彼の穴。

¥1,650

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2023/09/17

今戦争している人達もこんな感じなんだろうかと思った。 相手は悪だ、血も涙もない悪魔だと刷り込まれて戦場へ送られていくのだろうか。 理不尽な戦いに巻き込まれる人がいない世界になることを祈らずにはいられない。

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2023/05/22

塹壕戦!砂漠の中の二つの穴に兵隊が潜んでいる。ボクも、敵兵の彼も、穴から顔を出さずに、相手の気配を伺っている...戦友は亡くなってしまい、誰も来てくれない。ボクは孤独だ。彼もきっと、同じように孤独だろう...何週間も何ヶ月も、大砲の音を聞いてない。もしかしたら、戦争は終わった? ...

塹壕戦!砂漠の中の二つの穴に兵隊が潜んでいる。ボクも、敵兵の彼も、穴から顔を出さずに、相手の気配を伺っている...戦友は亡くなってしまい、誰も来てくれない。ボクは孤独だ。彼もきっと、同じように孤独だろう...何週間も何ヶ月も、大砲の音を聞いてない。もしかしたら、戦争は終わった? 世界は、まだ、存在するのだろうか? 考えても、しようのないことを考えてしまう。 ああ...。彼も疲れているだろう。「戦争をやめて、家へ帰ろう」 ハンカチにメッセ-ジを書いて、瓶に栓をして、彼の穴に思いきって投げた・・・。

Posted by ブクログ

2022/07/13

図書館で、ふと、見つけた1冊。 とても薄くて、訳が、「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」を書いた作家である。 どんな内容なのか? 砂漠にある、2つの穴の兵士の物語りである。 少し前に手にしていたら、これは、人と人とのコミュニケーションの違いだとしか、思わなかっただろう。 ...

図書館で、ふと、見つけた1冊。 とても薄くて、訳が、「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」を書いた作家である。 どんな内容なのか? 砂漠にある、2つの穴の兵士の物語りである。 少し前に手にしていたら、これは、人と人とのコミュニケーションの違いだとしか、思わなかっただろう。 しかし、このウクライナの侵攻で、考えが一変してしまった。 本当は、戦争なんか、したくないはずなのに、上からの命令で、マインドコントロールされた者達が、殺戮している。 自分の穴から出て、隣の穴へ行った兵士が、見たものは、家族の写真! みんな、こんな素晴らしい家族が、待っているのに、殺し合いをしている。 そして戦争の栞には、みな嘘ばかり! 今も、流れるフェイクニュース。 何を信じていいのかわからないのに、命令を従わないといけない。 こんなことでいいのだろうか? 未だ、この世界で、このようなちぐはぐな思想で、明日は、我身か家族が、死の直面に立たされている。 平和と思っていた日本も、先日、一人の利己的で、一方的な思い違いから、自作の銃で、偉大な政治家を殺してしまった。 このような事は、人類の損失にしか値しないという事が、わかっていないのだと、・・・ そう、この本でも、早く兵士が家族の元に帰って欲しい。 奪われた命は戻らないのだから、・・・一人でも、生きて帰って!!!と、思わずにいられない気持ちになった本である。

Posted by ブクログ

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