商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山喜房仏書林 |
発売年月日 | 2009/03/01 |
JAN | 9784796300872 |
- 書籍
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キリスト教か仏教か 改訂第2版-歴史の証
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キリスト教か仏教か 改訂第2版-歴史の証
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植民地支配が盛んな頃、キリスト教宣教師が植民地支配の尖兵だった頃のセイロンでのキリスト教宣教師と仏教僧の論争の記録。 哲学論争が盛んな地で生まれた仏教の僧と、あまり相手のことをよくわかっていない宣教師とが論争を行えばどういう結果になるかは大方想像がつきます。あとがきにもあるとおり...
植民地支配が盛んな頃、キリスト教宣教師が植民地支配の尖兵だった頃のセイロンでのキリスト教宣教師と仏教僧の論争の記録。 哲学論争が盛んな地で生まれた仏教の僧と、あまり相手のことをよくわかっていない宣教師とが論争を行えばどういう結果になるかは大方想像がつきます。あとがきにもあるとおり、植民地主義の時代も終わり、論争から対話へと変わったわけですが、それでも現代の宣教師だとどう答えるのだろうか、と思うと興味が尽きません。 論争の内容が面白いこともさることながら、解説されている時代背景もちょっと面白いものがあります。神智学で有名なブラヴァツキー夫人とその一派がスリランカでの仏教復興運動に関わっていた、とか、廃仏毀釈後の日本に与えた影響とか。 元々は韓国向けに翻訳していたのだがキリスト教に不利な内容を出版すると彼の地では非常な災難を覚悟しなければならないために出版社が出版を取りやめた、とあとがきにあります。もう20年近く前のことなので、今は状況が変わっているかもしれませんが、残念なことです。
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