商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 竹書房 |
発売年月日 | 2010/04/17 |
JAN | 9784812472583 |
- コミック
- 竹書房
おしえてまりあ(1)
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おしえてまりあ(1)
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
相思相愛の関係はいつ?
【ゆうな】という彼女持ちの大学生【タケル】の前に突然現れる許嫁【まりあ】と始まる同居生活ラヴコメ……と書いてしまうと他に書くことが無くなってしまうくらい、ストーリー展開に捻りはあまり無く、女性像の作画も前シリーズ『ガラスの女神』を彷彿とさせる既視感があるものの、まずまず安定印の朝...
【ゆうな】という彼女持ちの大学生【タケル】の前に突然現れる許嫁【まりあ】と始まる同居生活ラヴコメ……と書いてしまうと他に書くことが無くなってしまうくらい、ストーリー展開に捻りはあまり無く、女性像の作画も前シリーズ『ガラスの女神』を彷彿とさせる既視感があるものの、まずまず安定印の朝森作品と言えよう。両ヒロインがまだ主人公との関係には気付いておらず、割と仲良くなるのも、ヒロイン同士の関係としては前シリーズに似ている。 今回はとりあえず始まりましたという感じで大きな展開には至っていないが、現状としてイマイチ物語に入っていけないのは、タケルの気持ちがゆうなに向かったまままりあと体を重ねるシーンが多いため、まりあが代用品に見えてしまう不憫さがあることと、これによりタケルのヘタレさが際立っていることである。もっとも、健気で一途なまりあの、純真無垢で一直線な想いがタケルの心のドアを少しずつ開けていく物語であろうことは確定的なので、これから縮まっていくと思われる2人の距離をお楽しみとする余地は充分に残っている。とすると、レビュータイトルに冠した展開はやはり最後までお預けということか。前シリーズでは最後に入れ替わった形で恋が成就しなかった対抗ヒロイン(本作ではゆうなの役どころ?)が、最終的に不憫な役を背負ったものの、実に潔く気高い「いい女」を見せたことで溜飲を下げたが、今回はどうなるかに期待したい。今のところは、そこまでさせるほどの「いい男」でもないタケルの成長も見られるとなお良いと思う。余談だが、女性のシンボルたる、いわゆる「マリア様」のイメージ描写は面白いアイデアだったので続けてほしいところ。
DSK