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名文どろぼう 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/03/20 |
JAN | 9784166607457 |
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名文どろぼう
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名文どろぼう
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商品レビュー
3.7
43件のお客様レビュー
池上彰さんの本のなかで紹介されていた一冊。 著者は読売新聞「編集手帳」の執筆者。 古今東西、今昔さまざまな名文が独自の視点で切り取られていて、とても面白い。
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珠玉の名文集。肩肘張らない、ダメな自分をそうそう分かるよと包み込んでくれるような、決して押し売りではない優しさを感じました。お気に入りを備忘録代わりに。 P28人はしばしば結婚してから失恋するものである。結婚とは恋愛が美しい誤解であったことへの惨憺たる理解である。結婚は恋愛への...
珠玉の名文集。肩肘張らない、ダメな自分をそうそう分かるよと包み込んでくれるような、決して押し売りではない優しさを感じました。お気に入りを備忘録代わりに。 P28人はしばしば結婚してから失恋するものである。結婚とは恋愛が美しい誤解であったことへの惨憺たる理解である。結婚は恋愛への刑罰である。しかし、すべての人間が受けなければならない刑罰であるから、これに耐えることが必要である。 P31 ネクタイを上手に締める猿を飼う だめだ、バランスをとるためこちらの一句も載せておきます。 P29 「痛い」すきになる ということは 心を ちぎってあげるのか だから こんなにいたいのか P80老いてなほ艶とよぶべきものもありや 花は始めも終りもよろし P83そりゃ、若い女と遊ぶことだ。だけど、年を取って若い女に触ったらヤケドをするから、ストーブにあたるように(手をかざせ) P107誰でも、生れた時から五つの年齢までの、あの可愛らしさで、たっぷり一生分の親孝行はすんでいるのさ、五つまでの可愛さでな。 これは昔母親から聞いたことがある、この名言をどこかで知っていたのか、ここで出会うのは巡り合わせでしょうか。 P189「いいお酒ですな」と人に感心されるようなのみかたが、あんがい静かな絶望の表現であったりする。 P191世の中には醜女はいない。ウォッカが足りないだけだ。 これは夜な夜な使えそうな名言ですな、拝借。 P197隣室に書よむ子らの声きけば心に沁みて生きたかりけり P210武者小路実篤は、七十年間にわたって、毎日のように書を書き絵を描いたが、ついに書も絵も上達することがなかった。『新潮日本文学アルバム』に掲載されている昭和二十五年に描いたヌードなどは悲惨くらいに下手だ(中略) しかし、私にとって「勉強すれば偉くなる」とか「勉強すれば上達する」ということよりも「いくら勉強しても上手にならない人もいる」ということのほうが、遥かに勇気をあたえてくれる。 努力は必ず報われるとは、報われた人の詭弁、とまでいうと角が立つが、ここまでやれるだけやってそれでも極められないこともあるという現実が、寧ろプレッシャーを緩和させてくれて努力にひた走る活力を与えてくれる。とても感じるところのある、名文です。 まだまだ、手に取るそれぞれの人の琴線に触れる名言がきっとあるはず。厚かましくはなく、そっと心に寄り添ってくれる出会いがあると思いますよ。
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私にとって名文って何だろう、どんなものだろう。 本書において、くすっと笑えたり、なるほどと思う文はあったけれど、おお…名文と思う感じは受けなかった。 一方で、日本語って美しいと言ったらありきたりな言い方だけど、濁点があるかないかで、意味が変わる、 おもしろいものだなと感じた。 電...
私にとって名文って何だろう、どんなものだろう。 本書において、くすっと笑えたり、なるほどと思う文はあったけれど、おお…名文と思う感じは受けなかった。 一方で、日本語って美しいと言ったらありきたりな言い方だけど、濁点があるかないかで、意味が変わる、 おもしろいものだなと感じた。 電報は結婚式で披露されるもの程度で、今はメールや電話、コミュニケーションアプリで連絡が取れてしまうから、文章の勘違いは減ったかもしれない。おもしろみが減ってしまったのかもしれない。 いろんな文章も、その人のフィルターを通せば、共通点が出てきて、分類ができて、考察ができて、深みが出る。違った一面が見える。本の発想としてはおもしろい1冊と思われました。 だった1文でも人を惹きつけられる、キャッチコピーほどではなくても、そんな文章が生み出せたら素敵。
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