貧乏は完治する病気 金持ちになるための劇的な思考法

天野雅博【著】

• 販売会社／発売会社: あさ出版
• 発売年月日: 2010/03/19
• JAN: 9784860633776

商品レビュー

2018/08/16

親に捨てられ施設で育ち、少年院経験もある人。
16で東京に出て一枚300円で皿を仕入れて、250円で絵を書いてもらって、それを「商売繁盛の皿」として1万円で売ったら飛ぶように売れたなど割り切った金儲けが得意な人である。宝石商やパチプロ集団、新聞拡販団を作って荒稼ぎなどして現在は居酒屋チェーン店経営者として成功。
他人の成功談は個別性が強くあてにならない、それより失敗談のほうが学ぶところがあるとかいいことも書いてある。
働き口も見つけられないというスタート地点から、仕方なく自営業を初めて成功したたくましさを感じる。
あと、法やルールを破ったりするタイプは、良い意味でクリエイティビティの傾向があるという説があり、この人は当てはまりそう。読書時間は15分ぐらい

2013/10/18

お金は意思に従属するもの。お金の動きはその人の人生をよく表している。だから将来不安を理由とした貯蓄は人生の停滞であり、また変化が早まる時代の中ではリスクなのだと腑に落ちた。お金を使う怖さではなく、「何のために使うのか」「使った先にどう動くのか」に焦点を当てたい。

2013/03/28

『金持ちになりたければ、過去や現在を出発点として金持ちになる道筋を探るのではなく、すでに金持ちになっている鮮明な自分の姿から、逆方向に時間をたどっていくトレーニングをすること』
『自分の好きなことを極めることこそ、まずは心がけるべき。それが実は自分の付加価値を最大限に高める近道でもある』
『時間とお金が同じものとして見えるようになり、どちらも上手に管理できるようになれば、金持ちへの道が見えてくる。』
『お金は自分だけが使えばよいというものではなく、お金の流れる仕組みをつくり、みんなで利用できるようにすることにより、その付加価値を高めることができる』
『小さなお金は慎重に。大きなお金は大胆に。小さなお金に気配りができてこそ、大きなお金を正しく扱うことができる』
『知識をつけることは行動することの始まりであり、行動することはつけた知識を完成させることである』
『お金の成功も、人生の成功も、凡人があきらめた一歩先から始まる』