商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2010/03/12 |
JAN | 9784022733252 |
- 書籍
- 新書
対決!大学の教育力
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対決!大学の教育力
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商品レビュー
3.7
5件のお客様レビュー
P.35に初年次教育の目的として8点を提示。 ①学生生活や学習習慣などの自己管理・時間管理能力を身につける。 ②高校までに身につけておくべき学力の不足分を補習する。 ③大学という場を理解する。 ④人としての守るべき規範を理解する。 ⑤大学の中で人間関係を構築する。 ⑥レポートの...
P.35に初年次教育の目的として8点を提示。 ①学生生活や学習習慣などの自己管理・時間管理能力を身につける。 ②高校までに身につけておくべき学力の不足分を補習する。 ③大学という場を理解する。 ④人としての守るべき規範を理解する。 ⑤大学の中で人間関係を構築する。 ⑥レポートの書き方、文献探索方法など、大学で学ぶためのスタディスキルを獲得する。 ⑦クリティカルシンキング・コミュニケーション力など、大学で学ぶための思考力を身につける。 ⑧高校までの受動的な学習から、能動的で自立的・自律的な学習態度への転換を図る。 この⑧のために行われるのが、初年次ゼミ、なのだという。。。
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大学のカリキュラムの根本的考え方が比較出来て非常に興味深く、普段安易に書いている「PBL授業」などが既に多くの大学で実際に導入されていることなどを半ば恥ずかしい気持ちで読みました。東大と京大の教養教育に関する考え方の違いが、大学設置当初からの歴史的経緯に遠因があり、教養学部を置い...
大学のカリキュラムの根本的考え方が比較出来て非常に興味深く、普段安易に書いている「PBL授業」などが既に多くの大学で実際に導入されていることなどを半ば恥ずかしい気持ちで読みました。東大と京大の教養教育に関する考え方の違いが、大学設置当初からの歴史的経緯に遠因があり、教養学部を置いている東大に比べ、学部別の色彩が強い京大、そしてカリキュラムをしっかり組み立てている東大に比べて、そこは柔軟に学生の自主性に委ねているという比較もなるほどと思いますが、私としては東大の方が方法論としては正しいように思います。早稲田の国際教養学部と慶応のSFCの比較が正にこの東大・京大の関係に似ているということ、慶応SFCのレベルの高さは京大と同じ理念から来ているところも意外感があり、面白いところです。
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大学全入時代になり、各大学が生き残りをかけて自校の教育に工夫を進めているのが読みとれる。東大VS京大という図式だけでなく、地方の大学のユニークな教育方法が興味深い。そのなかで初年度教育に力を入れているということが挙げられる。PDCAのサイクルや、特にPBL(Problem/Pro...
大学全入時代になり、各大学が生き残りをかけて自校の教育に工夫を進めているのが読みとれる。東大VS京大という図式だけでなく、地方の大学のユニークな教育方法が興味深い。そのなかで初年度教育に力を入れているということが挙げられる。PDCAのサイクルや、特にPBL(Problem/Project Based Learning)問題発見・解決型の学びを進めている大学が多いと云うことである。研究主体の大学から教育を母体に置いた方向へと転換しているのがわかる。これは、大学教育に限ったことではなくて、義務教育や高等教育、社会人教育もいえることだろう。学生が聴きたくなるような講義をつくる。能動的な取り組みになるような工夫をしているのが、とても興味深い。
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