「怒り」の正体 精神医学からみた「怒り」の構造とその制御について

和田秀樹【著】

• 販売会社／発売会社: バジリコ
• 発売年月日: 2010/03/13
• JAN: 9784862381613

商品レビュー

2015/08/21

イライラした時に図書館で衝動的に一気に読んだ。
自分の感情を俯瞰的に理解しようとすることで、冷静になれる。
「最近カルシウム足りてないな☆」ってなった。

2011/04/14

p31アグレッションが人一倍強いと好意をもったら徹底的に好きに、嫌いになると徹底的に攻撃。見捨てられる不安が強くストーカーになりやすい。衝動のコントロールの悪さから暴力もおこしうる
彼の政治的社会的なことへの分析がなかなかおもしろかった。

2010/07/29

大都市以外ではアメリカでは居酒屋で男性二人で飲んでいたらゲイだと思われる。でも本音を語れる居酒屋文化は大切。本音をいうことで心の平定が保たれる。
栄養状態が悪い人や加工食品ばかり食べている人はキレやすい。
日本は痴漢事件では否認をすれば反省していないとされて実刑判決を受けるのに、レイプ事件では初犯であったり反省を示すと執行猶予がつくというレイプよりも置換の方が実質的に罪が重い世界唯一の国。

うつ病は3つの妄想がある、1つは貧困妄想、2つは心気妄想、3つ目は罪業妄想。本当にそうなのか？ということを話しあっていくとうつが改善したりする。
感情が認知を変える、感情が思考を変える。思考や認知パターンを変えることで感情を変えることができる。
怒っている時は思考パターンが論理的でなくなる。だから人格攻撃とかする。
イスラエルはパレスチナ人が怒るようなことを常にやり続けている。オリーブの木を根こそぎにするとかモスクを攻撃するとか。そしてパレスチナ人が報復するとさらに攻撃をしていく。わざと相手を怒らせるようなやり方は、賢くない。

笑える人というのは怒りやパニックに強いから、ふだんからユーモアや笑うことを心がけて怒り感情の抑制に心がける。