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わすれなぐさ 河出文庫
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わすれなぐさ 河出文庫

吉屋信子【著】

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わすれなぐさ 河出文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2010/03/05
JAN 9784309410074

わすれなぐさ

¥825

商品レビュー

3.7

14件のお客様レビュー

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2024/04/10

同性に憧れたり、お近ずきになりたいと悩んだり、他の人と親しくしているのを妬んだり…ということは一般的にあまり他人と共有しにくい感情だと思いますが、その辺りが美しく描かれており魅力的でした。 時代が違うなと感じることがありましたが、もし自分の思春期に手に取っていたなら夢中になって...

同性に憧れたり、お近ずきになりたいと悩んだり、他の人と親しくしているのを妬んだり…ということは一般的にあまり他人と共有しにくい感情だと思いますが、その辺りが美しく描かれており魅力的でした。 時代が違うなと感じることがありましたが、もし自分の思春期に手に取っていたなら夢中になっていた気がします。

Posted by ブクログ

2023/12/24

情というものはいつの時代も大きくは変わらないのでしょうね。当時としては男尊女卑に対する大いなる批判だったのかもしれないけど、現代と比べてまだまだ男尊女卑の社会規範に染まっているように思う。

Posted by ブクログ

2017/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公、個人主義の牧子は家庭では父親の男尊女卑思考に反発、お金持ちのお嬢さまであるクレオパトラの君・陽子は牧子を手に入れようと必死、優等生ロボットの君・一枝は戦争で亡くなった父親の遺言の通りに弟をたてることを強いられている。陽子は牧子に自立的な男性的役割を求めていたが、結局家庭人としての女性を象徴する一枝を選んだ結末はあまり吉屋信子らしくないなあと思った。

Posted by ブクログ

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