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なぜ人は市場に踊らされるのか?
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2010/02/25 |
JAN | 9784532354091 |
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なぜ人は市場に踊らされるのか?
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商品レビュー
2.8
6件のお客様レビュー
リーマン・ショック時の状況を中心に解説されているが、戦隊的に【金融経済論】を中心にして書かれているので、経済学を学んでいる学生にオススメのような気がする。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いかにも日経が喜んで本にしたがる内容である。 「やっぱりアメリカは強い」と納得したい人向けの本だが、難点は著者自身自分の主張に自身がなさげなところか。 過去20年、アメリカがバブリーだった時代の平均をとって、このまま経常収支が赤字でも10年で 対外純負債がゼロになる(対外投資のプラスでリカバーされる)と、勝手な想定をもとに驚いてみせる著者だが、アメリカの対外債務を論じる項目で米国債金利の今後の動向に一切触れずに持続性を云々されても読者はしらけるばかりだろう。なにしろ本書で「張子の虎」と揶揄される中国の米国債売却についても、長期の米国債から短期へと保有割合を大きくシフトし始めているのが現実である。 スーザン・ストレンジの「カジノ資本主義」は確かに1980年代に著されたが、20年も前から批判されていても破綻していない仕組みだからといって今後も健全であるとはとてもいえない。20年など人の人生でもあっという間、歴史と呼ぶにはあまりにも短期である。著者の歴史観がせいぜい戦後60年どまりの射程しかもっていないように見えるのも気がかりである。 マクロ経済モデルの「中学生でもわかる」四則演算の回答に見せる自信を、サブプライム以後の不良債権処理の見通しなど、誰もが知りたい事柄についても見せてほしかったが、肝心な部分は「個人研究ベースではリアルタイムの認識が困難だ」と逃げてしまう。 信用に足らないエコノミストの名前をまた一人覚えたことだけが収穫だ。
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タイトルからはマーケットと人間心理について行動経済学的な観点から解説するような内容のように思われますが、本書は、経済のエッセイです。 ‘俗説’が本当に正しいのかをデータとともに経済学的・金融論的な観点から解説しています。 少し経済理論的な話も出てきますが、興味深い例えを出しながら...
タイトルからはマーケットと人間心理について行動経済学的な観点から解説するような内容のように思われますが、本書は、経済のエッセイです。 ‘俗説’が本当に正しいのかをデータとともに経済学的・金融論的な観点から解説しています。 少し経済理論的な話も出てきますが、興味深い例えを出しながら、難しい数式など用いずに、文章はやや固いですが平易に論説しています。 基礎的な経済理論と、現実の経済にどう当てはまるかの見方についての素養を養うのに有益な一冊ではないかと思います。 用いられるデータ等は古くなってしまいますが、経済的なモノの見方を知るという観点から出版日から2~3年でしたら十分価値を保つのではないでしょうか。(数年経てばまた著者の次の本も出るでしょう) ブログでの紹介 ・2010/1/22(本の紹介)なぜ人は市場に踊らされるのか? 竹中正治/著 http://money-learn.seesaa.net/article/181931259.html
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