商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 淡交社 |
発売年月日 | 2010/03/14 |
JAN | 9784473036247 |
- 書籍
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イケズ花咲く古典文学
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イケズ花咲く古典文学
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
著者の別本があまりハマらなかったので、こちらもどんなもんかなーと思いながら読み始めたが最初からちゃんと読み応えあり。 著者の売りである「京都人」の札を所狭しとペタペ貼り尽くし、「イケズ」をテーマに展開していく文章は実も花も美味しい。 んだけども 取り上げられるイケズの数々は著...
著者の別本があまりハマらなかったので、こちらもどんなもんかなーと思いながら読み始めたが最初からちゃんと読み応えあり。 著者の売りである「京都人」の札を所狭しとペタペ貼り尽くし、「イケズ」をテーマに展開していく文章は実も花も美味しい。 んだけども 取り上げられるイケズの数々は著者の京都人のアイデンティティや取り上げる古典の名作にのみ寄るものではないですよねぇ。 この人はどの時代のどこの国のどの地域に生まれ育っても同じようにイケズだったと思います。 古事記、日本書紀、風土記、源氏物語、枕草子、土佐日記、蜻蛉日記、更級日記、今昔物語、平家物語、方丈記、徒然草、風姿花伝、御伽草子、雨月物語、金閣寺、静寛院宮御側日記 どれも厭らしく取り扱っているけれど、古事記日本書紀源氏物語あたりが特にイイ。 【著者のイケズというか底意地の悪さが光るフレーズ】 源氏物語はエゴの物語 「内面を有しないものは所詮異端の美しか持てない。但しそれは恐るべき力を有する」 読者を求めると徒然が濁る ディスカバーヘイアン(世阿弥)
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腐女子とか、2chとか、スラングとか、突然の古典の京都弁訳とか、はちゃめちゃなルビとか。 癖のある文章を含めて、とにかくやりたいほうだいな本だと思った。 ただ、読んでいるうちに、大学の講義で学んだことと似た内容が毒のある解説と解説の間に紛れ込んでいる事に気が付き、なかなか侮れない...
腐女子とか、2chとか、スラングとか、突然の古典の京都弁訳とか、はちゃめちゃなルビとか。 癖のある文章を含めて、とにかくやりたいほうだいな本だと思った。 ただ、読んでいるうちに、大学の講義で学んだことと似た内容が毒のある解説と解説の間に紛れ込んでいる事に気が付き、なかなか侮れないと思った。
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イケズの本当のところって、ウーン、なるほど面白い! 古典作品の案内=歴史観でもあるんですね。 この歴史観も古いようで新しく、楽しめました! 触れられた作品はもちろん読みかえしたいと思ったし、「金閣」は未読なのですぐ読もうと思います!
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