商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本図書センター |
発売年月日 | 2010/01/01 |
JAN | 9784284700436 |
- 書籍
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田河水泡 のらくろ一代記
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田河水泡 のらくろ一代記
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おもしろくて一気読みしました。 おじいちゃんが子供の頃に読んでいたという『のらくろ』の作者の自伝。 ずっと読みたいと思っていたが、ちょうど今度、森下の田河水泡・のらくろ館に行くのでその予習のために読んだ。 越中島の、一面にれんげが広がる原っぱ。 田河が助けた朝鮮人2人。オンドル...
おもしろくて一気読みしました。 おじいちゃんが子供の頃に読んでいたという『のらくろ』の作者の自伝。 ずっと読みたいと思っていたが、ちょうど今度、森下の田河水泡・のらくろ館に行くのでその予習のために読んだ。 越中島の、一面にれんげが広がる原っぱ。 田河が助けた朝鮮人2人。オンドルのぬくもり。 物事の大小を問わず、一つ一つに意味があることがよくわかる。 そして田河の、「〜してしまった」系の言葉はほぼ?すべて?「〜しちまった」という言葉になっているのが楽しい。 変わり者だけれど、周りの人に愛され、飄々と世の中の荒波を乗りこなしてきたのが窺えるが、それは彼がペーソスを抱えながらも常にあらゆるものに楽しみの種を見出すからであって、人生はこう歩んでいきたいものだと思わせる。 途中から奥さんの執筆に代わるが、変人の田河を飼い慣らす(?)彼女にもまた惹かれてしまった。そうだ、私はこういう結婚生活がしたいんだった笑。 最後に、たまたま読んだ日が2/10で田河水泡の誕生日だったのが、偶然すぎてなんだか嬉しかった。
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