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ふたりの未亡人 禁惑の白肌 竹書房ラブロマン文庫
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ふたりの未亡人 禁惑の白肌 竹書房ラブロマン文庫

霧原一輝【著】

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ふたりの未亡人 禁惑の白肌 竹書房ラブロマン文庫

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 竹書房
発売年月日 2010/02/24
JAN 9784812441084

ふたりの未亡人

¥712

商品レビュー

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2019/12/05

操を立てる慎ましさと欲情してからの貪欲さが艶を放つ快作

2017年に新装版が出るに値する快作と言える。 主人公の息子である夫の失踪で「ほぼ未亡人」状態の嫁と、その叔母であり未亡人の2人をメイン格のヒロインに位置づけていることからのタイトルだが、実際はさらに2人を加えた4人ヒロインの作品である。主人公からすれば嫁が本命なので、メイ...

2017年に新装版が出るに値する快作と言える。 主人公の息子である夫の失踪で「ほぼ未亡人」状態の嫁と、その叔母であり未亡人の2人をメイン格のヒロインに位置づけていることからのタイトルだが、実際はさらに2人を加えた4人ヒロインの作品である。主人公からすれば嫁が本命なので、メインヒロイン(嫁)+サブヒロイン(叔母)+外部ヒロイン(2人)といった構図との見方もできよう。27歳の嫁と40歳の叔母で瑞々しさと妖艶さを盛り込みながら、さらに年下と中間の2人を加え、生娘だったり主人公と秘密があったりといったバラエティを設けている。ストーリーにも絡んでくる、実に巧みな構成である。茶道教室の運営に絡む起承転結のある物語は、とあるヒロインの活躍によって留飲を下げるどんでん返しも見られるからである。 物語の良さと官能の淫らさが共に立脚した作品になっており、和装をメインとした、普段は慎ましやかで清楚なヒロインに隠された肉欲の疼きが艶やかに描かれている。一度昂ってしまうと貪欲にもなるギャップが何ともいやらしい。

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