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カラマーゾフの兄弟(1) バーズCスペシャル
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カラマーゾフの兄弟(1) バーズCスペシャル

及川由美(著者), ドストエフスキー(著者)

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カラマーゾフの兄弟(1) バーズCスペシャル

733

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎コミックス/幻冬舎
発売年月日 2010/03/24
JAN 9784344819146

カラマーゾフの兄弟(1)

¥733

商品レビュー

3.4

8件のお客様レビュー

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2013/09/28

ドストエフスキー...難しくないかも、原作読んでみようかなという気持ちになりました。神はあるのか、ないのかという宗教的な苦悩がすこしわかり難いですが、そこはなんというか、八百万の神々が跳梁跋扈する国の人間なので。しょうがないのかもしれないです。

Posted by ブクログ

2012/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

網誌記2010.9 http://smallwu36.pixnet.net/blog/post/27106525

Posted by ブクログ

2011/08/08

以前、ほかの漫画家によるコミック版を読みましたが、ちょっと絵が劇画調で、あまり好きでありませんでした。 別の人も描いていると知り、少女漫画家と知って、それならば前よりも読みやすいかな、と手に取ってみました。 前のものは、一冊であの長編をまとめている、かなりのダイジェスト版になって...

以前、ほかの漫画家によるコミック版を読みましたが、ちょっと絵が劇画調で、あまり好きでありませんでした。 別の人も描いていると知り、少女漫画家と知って、それならば前よりも読みやすいかな、と手に取ってみました。 前のものは、一冊であの長編をまとめている、かなりのダイジェスト版になっており、導入書としては最適。 こちらも短くまとめられてはいますが、より原作に沿って話を追っています。 濃淡のコントラストがくっきりしていて、迫力のある絵で、怖ささえ感じますが、そのくらいのパワーがないと、このパンチの効いた話は漫画化できないような気もします。 前のコミックは、どの登場人物にも美しさはあまり感じませんでしたが、今回はさすがにその辺はクリア。 強欲の父、荒々しい長男、冷静沈着な次男、純粋な三男と、特徴をしっかりと描き分けています。 イワンがインテリなのは知っていましたが、メガネをかけていたのが新鮮。 原作を読んでいた時、メガネ姿は想像していませんでしたが、考えてみたらメガネがある方がしっくりくるキャラクターです。 ミーチャはどうにも好きになれずにいましたが、粗野ながらも格好よく、どのポーズもサマになっています。 いつも教会のどんぐり帽をかぶっているアリョーシャは、とてもかわいく、少女にしか見えません。 初めの方なので、若干スルーしていましたが、イワン対ゾシマ神父のシーンも、青い火花が散るような邂逅だったと、気がつきました。 また、スメルジャコフは「においがひどい男」という意味だとは知っていましたが、この本では、「臭男」とストレートに書かれていました。 ちなみに、母親のリザヴェータ・スメルジャーシチャヤは「臭女」。 身も蓋もありません。 カテリーナとミーチャの慣れ染めは、とてもロマンチックなものだったと、絵になってみてようやく気がつきました。 妖女とか毒婦などと表現されているグルーシェンカながら、原作ではそれをしのぐ魅力あふれる女性として描かれていますが、この本ではとても怖い、見るからに堅気ではない女性で、なんだかイメージが変わるなと思いました。 雰囲気があって、ドラマチックな原作の再現力がかなり高いコミック。 女性には読みやすいと思います。 ただ、とにかくアリョーシャがかわいらしすぎ。 幻の続編では、彼はテロリストになる予定だったと言われていますが、この絵ではそんな未来は到底想像はできないほど、少女然としています。 まだまだ話は導入部分で、悲劇はこれから起こります。 アリョーシャは、みんなの話をきちんと聞き、いつも誠実に対応しています。 そんなアリョーシャには、誰もが優しいのですが、優しさだけでは非力なんですね。 今後の迫りくる悲しみと混乱を思うと、アリョーシャの持つ優しさのはかない力がやるせなくなります。

Posted by ブクログ

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