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警視の孤独 講談社文庫
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警視の孤独 講談社文庫

デボラクロンビー【著】, 西田佳子【訳】

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警視の孤独 講談社文庫

1,194

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2010/02/12
JAN 9784062765800

警視の孤独

¥1,194

商品レビュー

4

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2021/11/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

警視キンケイド・シリーズの第十作。 火災現場で女性の遺体が見つかる。 事故に見せかけるための放火なのか、 保険銀詐欺のための火災なのか、 連続放火魔の犯行なのか、捜査がはじまる。 女性の身元を確かめようとすると、 次々と女性の行方不明が判明してくる。 火災現場の近所の病身の老女の同居人。 女性用のシェルターに通う女医。 その元夫がバーで出会った女。 火災現場の建物の所有者の娘。 いったい、誰が遺体なのか。 でも、なんといっても山場は、 火災だと嘘をついて消防官たちを呼び、 子供が閉じこめられた家に押し入った場面だった。 前作で人生の転機を迎えたジェマの元大家、ヘイゼルは スコットランドに行ってしまったらしい。 キンケイドの従兄弟の妻が再び登場したが、 もとの教区に帰って行ってしまった。 キットの親権を巡っての裁判が始まり、 DNA検査をすることになるが、大丈夫なんだろうか。

Posted by ブクログ

2016/06/23

警視キンケイド・シリーズ第10作。 放火による火災に見舞われた建物から他殺体が見つかる。一方、火災現場近くで女性の失踪が相次ぐ。これらに関連があるのか、キンケイドとジェマが共に捜査にあたる。 このところジェマの活躍ばかりが目立っていたが、久しぶりにキンケイドの登場シーンが多か...

警視キンケイド・シリーズ第10作。 放火による火災に見舞われた建物から他殺体が見つかる。一方、火災現場近くで女性の失踪が相次ぐ。これらに関連があるのか、キンケイドとジェマが共に捜査にあたる。 このところジェマの活躍ばかりが目立っていたが、久しぶりにキンケイドの登場シーンが多かった。複数の事件が交錯し緊迫感があるものの、放火犯を特定するところがあっさりしすぎていて物足りない。

Posted by ブクログ

2011/01/12

キンケイドとジェマのシリーズ10作目。シリーズとして長く続くものはどれもそうですがこれも登場人物の設定と描写が丁寧で事件と同じくらいか、それ以上に人間関係がどうなってゆくのか、というところが読みどころ。前作で勃発したキンケイドの息子キットの親権争いが訴訟に発展しそれだけでも人生の...

キンケイドとジェマのシリーズ10作目。シリーズとして長く続くものはどれもそうですがこれも登場人物の設定と描写が丁寧で事件と同じくらいか、それ以上に人間関係がどうなってゆくのか、というところが読みどころ。前作で勃発したキンケイドの息子キットの親権争いが訴訟に発展しそれだけでも人生の一大事なのに放火が疑われる現場跡(しかも焼けた建物のオーナーは政治家)から身元不明の女性遺体が発見され、行方不明者を捜すと該当しそうな不明者が複数出てきてそれぞれがまた他の問題をはらみ、捜査の的は絞られるどころかやることは増えるばかり。所轄の違う刑事同士や刑事と火災捜査官らの縄張り意識ややっかみをうまくさばくのに疲れてへとへとに。信頼と裏切り、というテーマを軸に複数の事件が同時進行で進み最後にどどどどどと解決するところは迫力がありました。次作を読むのが楽しみ。

Posted by ブクログ

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