商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ソフトバンククリエイティブ |
| 発売年月日 | 2010/02/12 |
| JAN | 9784797358636 |
- 書籍
- 文庫
サムライガード(5)
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サムライガード(5)
¥671
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
ボケが冴える愛香といろいろ冴える毬藻
新しく転校するのは想定内として、あらすじを読んで「もしかしたら本巻1冊では転校先に着かないかも」と思った。いや、別にいい。どんどん逸れていく会話で話がちっとも進まないのは本シリーズのお約束というか鉄則むしろ魅力だと重々承知してるので。それに転校先には一応到着している……最後の最後...
新しく転校するのは想定内として、あらすじを読んで「もしかしたら本巻1冊では転校先に着かないかも」と思った。いや、別にいい。どんどん逸れていく会話で話がちっとも進まないのは本シリーズのお約束というか鉄則むしろ魅力だと重々承知してるので。それに転校先には一応到着している……最後の最後に。なので、転校先への移動中に何があったかを、愛香と清海の脱線漫才と今回やけに存在感を示した毬藻、そして新キャラの【喜連川羅蘭】とともに楽しむ第5巻である。要は新展開の序章な訳だが、今回持ち上がる騒動は2つ。本シリーズの基本である清海絡みと、道中で逆に清海達が介入した事件である。これらにはそれぞれ別の暗躍する背後があって、今回のエピソード、ひいては本シリーズの根幹に関わる要素に発展しそうな気配である。何やらキナ臭いが奥深くて面白そうな伏線とも言えよう。転校先にも意外な人物達が既に転入していて次巻をさらに楽しくしてくれそうな引きである。 新登場の羅蘭は男勝りの荒くれファイター系だが、今回は要警護人としての特異性、つまり清海の人と成りを改めて示す役回りだった。自分本来の立場の本質と現状とのギャップに戸惑いを感じ始めながらも確固とした思考を持つ清海に感化されつつある愛香と毬藻の変化をも示していて何だか心地良い。ただ、羅蘭は愛香の過去を何か知っているようである。あと、所々に出てくる清海ご自慢の『サムライソード』が実に笑えるのだが、この出自が(軽く示されるが)イマイチはっきりしない。これに関わる短編が『GAマガジン』にでも掲載されていて、いずれ文庫収録されるのではなかろうか。なぜなら、今回大蝦夷学園転校時の一幕を綴った短編が末尾に収録されているからである。愛香と清海のアホな会話が笑えるが、これが前巻で披露された愛香の「趣味」や本巻冒頭に繋がる要素を含んでいる。
DSK
