商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | スクウェア・エニックス |
発売年月日 | 2010/02/27 |
JAN | 9784757524897 |
- コミック
- スクウェア・エニックス
E'S(新装版)(16)
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E'S(新装版)(16)
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商品レビュー
3.1
8件のお客様レビュー
全部を理解できたとは思えないけど、前読んだ時よりもかなり多くのことが理解できたと思う。最後のegoとesの対比は、多分作品を貫くテーマだったんだと思う。タイトルにもなってるし。人がいかに生きるのかと言う問題において、先天的か後天的か、本質的か表面的か、本心か欺瞞か...答えの出な...
全部を理解できたとは思えないけど、前読んだ時よりもかなり多くのことが理解できたと思う。最後のegoとesの対比は、多分作品を貫くテーマだったんだと思う。タイトルにもなってるし。人がいかに生きるのかと言う問題において、先天的か後天的か、本質的か表面的か、本心か欺瞞か...答えの出ない境界線の曖昧な概念に振り回されることは避けられない。その中でどうやって生きていくのかという事に対する問題提起と、沢山のキャラクターの生き方を描く事での一種のメッセージが混在していて、色々な捕らえ方が出来る作品だと思った。 それからもう一つの大きなテーマは人間と言う存在が世界に容認されうるものなのかと言う点であり、近代への批判的な視点と、環境問題をメタファーとして表現した地球の、星としての生命についての描写。最終的に地に足をつけた人間が一歩一歩歩んでいく必要があるんだと言う事を一つの結論にしていた。その点に関してはオーソドックスな帰結かなと感じたが、描き方は非常に好きだった。SF的でもありファンタジーでもある世界観で、荒廃した社会の中でのアウトローな生き方やその中に存在するオーバーテクノロジーのワクワク感はやはり素晴らしい。深いところも表面的なところも、やっぱり凄く好きな作品だと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中学生のころから読んでいた漫画で、 中学生のころ「かっこいい・・・!」とときめかせていた曳士さんと同い年になってしまいました。(1巻では絶対悪役!って思うような登場でしたね) 死んでほしくなかったキャラクター、 あまりにあっけなく・・・と感じたキャラクターも多くて 長い年月読んできたんだなぁ・・・と痛感しました。 個人的には 死んでしまった人、 生き残ったが前に進めない人、(シェリーや、本人は前進しているようで・・・神龍・・・) 生き残って前に進んでいる人・・・ それぞれが(簡略ではありますが)描かれていてよかったです。 ひそかに曳士さんと一美の恋路を応援してたので悲恋は切なかったです。 が、無事終わってよかったです。 連載お疲れ様でした。
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この巻で完結です。 主人公の戒と登場人物との関係も含め、きちんとまとめられていて私は本当に好きな作品だなぁと思いました。 中1からこの作品を読み続けての完結で寂しいような、終わりを見届けられて満足なような…不思議な気持ちになったのを覚えています。 私はずっと曳士さんが大好き...
この巻で完結です。 主人公の戒と登場人物との関係も含め、きちんとまとめられていて私は本当に好きな作品だなぁと思いました。 中1からこの作品を読み続けての完結で寂しいような、終わりを見届けられて満足なような…不思議な気持ちになったのを覚えています。 私はずっと曳士さんが大好きだったので彼の周りばかりを注目しつつ読んでいたのですが、この巻を読んで今までの彼の言葉や行動を振り返ると一番優しくて傷ついてた人はこの人だったんじゃないかなぁと思いました。 それぞれの登場人物が魅力的で物語の中での成長や人間の二面性など、作品に出会った当時に読んで感じた気持ちと最近になって読んだ気持ちとでは自分の受け取り方が変わっていて、面白かったりもしました。 ハッピーエンドを登場人物全員が迎えられた訳ではないけど、今までの行いも含めた結果だったのかと思える流れで良かったと思います。 私はこの作品が大好きです!
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