商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2010/01/30 |
JAN | 9784751522134 |
- 書籍
- 児童書
コブタのしたこと
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コブタのしたこと
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
障害のあるディジーには友達がいない。近所の男の子たちが遊んでいるのをいつも一人で見ている。ある日、ディジーと同じように見ているちょっと太った女の子が現れる。男の子たちのいじめも気にしない。ディジーに話しかけてきたその子は、コブタと名乗る。その日から、コブタの家に行ったりパンを買っ...
障害のあるディジーには友達がいない。近所の男の子たちが遊んでいるのをいつも一人で見ている。ある日、ディジーと同じように見ているちょっと太った女の子が現れる。男の子たちのいじめも気にしない。ディジーに話しかけてきたその子は、コブタと名乗る。その日から、コブタの家に行ったりパンを買って食べたりするようになる。ディジーの母親は初めての友だちに喜ぶが…。 ディジーの警察での取り調べと、コブタと二人の行動が交互に書かれる。冒頭のコブタからの手紙のディジーの返事は、すべてがわかる最後に書かれている。 ディジーの障害が何であるかは、はっきりとは書かれていないがディジーなりの理解と行動を振り絞っていることが伝わってくる。
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障害がありおとなしい女の子『リジー』は、同じように村の子どもたちからバカにされていた『コブタ』と親しくなる。荒々しく好き勝手に振る舞うコブタに「嫌」と言えないリジー。コブタがたてた仕返しの計画を手伝うが、大変な事件になってしまう。 オランダ金の石筆賞受賞作品。 リジーは明記はさ...
障害がありおとなしい女の子『リジー』は、同じように村の子どもたちからバカにされていた『コブタ』と親しくなる。荒々しく好き勝手に振る舞うコブタに「嫌」と言えないリジー。コブタがたてた仕返しの計画を手伝うが、大変な事件になってしまう。 オランダ金の石筆賞受賞作品。 リジーは明記はされてはいないが障害があり、気持ちを上手く伝えられず現実から目を逸らしてしまいがちな女の子である。そんなリジーの心の動きを丹念に描き、成長していく様子を描いた点が評価されたと訳者後書きで書いてあった。 主題からは外れてしまうのかもしれないが、コブタの方が気になってしまった。各地で問題を起こしては引越を繰り返し、父親からも見放されているよう。先天性のものか環境によるものかは分からないが、医療機関の支援が必要なレベルのよう。彼女は、信頼しあえる存在としてリジーを欲したのか、それともやはり駒のように利用したかっただけなのか?そこが気になった。
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コブタ(ある少女のあだ名)に利用されて犯罪に加担させられた少女リジーの物語。 警察の取り調べが始まる様子でお話が進んでいくのですが、 これってほんとに児童文学? というような内容でした。 主人公の気持ちの描き方がすごい。秀逸、って感じ。 その分、コブタの気持ちも読みたかった、と思...
コブタ(ある少女のあだ名)に利用されて犯罪に加担させられた少女リジーの物語。 警察の取り調べが始まる様子でお話が進んでいくのですが、 これってほんとに児童文学? というような内容でした。 主人公の気持ちの描き方がすごい。秀逸、って感じ。 その分、コブタの気持ちも読みたかった、と思いました。 それがなかった分、衝撃的なんだけど、なんだかちょっとすっきりしないお話でもありました。
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