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天平の三姉妹 聖武皇女の矜持と悲劇 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2010/01/25 |
JAN | 9784121020383 |
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天平の三姉妹
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天平の三姉妹
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商品レビュー
2.3
6件のお客様レビュー
読みずらかった
聖武天皇の三姉妹の話。文章は難解ではないのだが何か読みずらかった。
岡博文
20180505〜0507 聖武天皇の3人の皇女たちの数奇な運命を中心に,奈良時代の皇統を巡る権力闘争を物語仕立てで描いている。私にしては早く読めた。 従来は「天智天皇系統」から「天武天皇系統」への皇統の争いとみられてきたが、筆者は聖武天皇は、自身の父親たる文武天皇系統の存続を強...
20180505〜0507 聖武天皇の3人の皇女たちの数奇な運命を中心に,奈良時代の皇統を巡る権力闘争を物語仕立てで描いている。私にしては早く読めた。 従来は「天智天皇系統」から「天武天皇系統」への皇統の争いとみられてきたが、筆者は聖武天皇は、自身の父親たる文武天皇系統の存続を強く望んでいたとする。そのために阿部内親王は女帝となり、不破、井上両内親王は皇統を継ぐ男子を生むことを求められたのだと。なかなか新鮮な主張だな、と思った。個人的には、文武~父親たる草壁の皇子も若くして亡くなっているし、死後も権威付けられたとしても、ほかの皇族や藤原氏をはじめとする諸豪族を納得させることができたのかなあ、と思うが。 プロローグとエピローグにでてきた松虫寺は、私の高校時代の社会の先生が住職なはず。懐かしく思った。
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聖武天皇の3人の娘、井上・阿倍・不破の3内親王を主人公とする奈良王権史。王統における「天武」系と「天智」系の対立・交替という通説を否定している。道鏡の即位計画を他戸親王即位までの「中継ぎ」目的と、井上廃后事件を井上内親王自身の即位可能性を阻止する目的と推定している点が興味深いが...
聖武天皇の3人の娘、井上・阿倍・不破の3内親王を主人公とする奈良王権史。王統における「天武」系と「天智」系の対立・交替という通説を否定している。道鏡の即位計画を他戸親王即位までの「中継ぎ」目的と、井上廃后事件を井上内親王自身の即位可能性を阻止する目的と推定している点が興味深いが、疑問も残る。
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