商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2010/01/15 |
JAN | 9784198930936 |
- 書籍
- 文庫
遊行の門
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遊行の門
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【いちぶん】 花は咲き、そしてしぼむ。その移り変わるさまを一瞬の記憶にとどめておきたいというのは、ばかげた思いだろうか。時代はうつろう、この世は「虚仮」である。だからこそ、移りゆく時代の流れとともに遊ぶ生き方もあるのではないか。ウツの中で折れずに生きていくために、時分の遊びに身を...
【いちぶん】 花は咲き、そしてしぼむ。その移り変わるさまを一瞬の記憶にとどめておきたいというのは、ばかげた思いだろうか。時代はうつろう、この世は「虚仮」である。だからこそ、移りゆく時代の流れとともに遊ぶ生き方もあるのではないか。ウツの中で折れずに生きていくために、時分の遊びに身をまかせるという道を選びたい、とひそかに思ったりもするのである。
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人生の晩年を生きようとする人達への言葉が述べてある。楽観視するのではなく、老いる現実を受け入れよ。仏教の教えるとおり、すべては変わる。老いは自然だし、ポジティブ志向や健康志向は必要ない。老いることを受け入れ、老いることを楽しめと説いている。しかし、日本の現状に対して末期的で、ウツ...
人生の晩年を生きようとする人達への言葉が述べてある。楽観視するのではなく、老いる現実を受け入れよ。仏教の教えるとおり、すべては変わる。老いは自然だし、ポジティブ志向や健康志向は必要ない。老いることを受け入れ、老いることを楽しめと説いている。しかし、日本の現状に対して末期的で、ウツ状態であることを説くのは少し重苦しかった。▼「格差社会が崩壊する日」の章は、最近のテロや中東やアフリカでの内戦の社会変動を顧みて深刻に感じた。仏教は、すべては変わると教える。そして格差社会が崩壊するのは、格差がダイナミックに開き、極端に開きすぎた格差が弦を切った弓のように壊れるときだと五木氏は説いている。今、そんな恐い時代を迎えているのかもしれない。
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友達の本棚にあって借りてみました。 自伝部分が多いように感じましたが、なるほどと改めて思わされることもありました。 ・自殺者が増える=自分の命をかけがえのない大事なものと感じないということは、当然のことながら他人の生命の重さも感じられないということだ。 ・明るさと暗さ両方あるこ...
友達の本棚にあって借りてみました。 自伝部分が多いように感じましたが、なるほどと改めて思わされることもありました。 ・自殺者が増える=自分の命をかけがえのない大事なものと感じないということは、当然のことながら他人の生命の重さも感じられないということだ。 ・明るさと暗さ両方あることで成立する。人は鬱とともに生きるのだ。 ・現代の医療は病人を作ることにはげんでいる傾向があるのでは、気分が落ち込んだら鬱、など ・とりあえず「いま」を生きたいように生きる。 ・人は、いつか死ぬということを思い知らなければ、生きているということを実感することもできない。(ドイツ哲学者ハイデッガー) ・老いて楽になることもまた決して少なくない。 ・アンチエイジングよりエンジョイエイジング ・人は階段を踏み外しても死ぬのである。絶対的に安全な道などどこにもありはしない。
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