商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2010/01/07 |
JAN | 9784167142902 |
- 書籍
- 文庫
仇討群像 新装版
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仇討群像 新装版
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
剣客商売シリーズのエッセンスになる短編が盛り込まれていると思う。秘伝の声であったり剣客商売番外編 ないしょ ないしょであったり三冬と同じ男勝りの佐々木留伊が出て来たりと剣客商売シリーズのエキスが詰まっている。 時代の剣客を題材にした話も秀悦で新選組の原田左之助の話は時代背景もあって引き込まれる。最後のごめんよは若き頃の弟への謝罪をする兄の気持ちが温かい。 短編だが本当に色々詰まった一冊です。 さて?前回読んだ仇討群像は今回読んだ仇討群像とは別物なのか?ネットで調べたらこの本一冊しか出てこないが、前回読んだ本とは別の内容? 今回はよろいびつに始まり興奮、坊主雨、波紋、敵、情炎、大石内蔵助、逆転、深川猿子橋という内容。 今回も仇討というテーマの人間模様がこれだけの短編で構成されており、江戸時代の仇討ち等制度の中であの時代の人たちの生き様やそうして生きざるを得なかった人々の仇討ちにまつわる生き方やそうして生きざるを得なかった人生が込められた短編集でした。 しかし、前読んだ仇討群像って???
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「仇討」という徳川時代特有のシステムによって、人生を狂わされる男女の、凄絶なる群像劇。短篇集だが、いずれのエピソードも、煮えたぎるような人の情念が物語を動かす核となっており、物足りなさは感じなかった。他の著作も読んでみよう。
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仇討のために人生を狂わされる人々の人生ドラマ。忠臣蔵ばかりが仇討ちではないのであり、実にさまざまな事例の仇討ちがあったことを池波正太郎は例証している。9つの異色仇討短編集。
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