商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2009/12/24 |
JAN | 9784086305266 |
- 書籍
- 文庫
パパのいうことを聞きなさい!(1)
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パパのいうことを聞きなさい!(1)
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商品レビュー
3.7
19件のお客様レビュー
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父と母(義理の関係もあり)を亡くした三姉妹が、まだ大学生である叔父に引き取られ生活するファミリーコメディ。とはいえ、現実の生活の問題、学校、三歳の保育園など、子育て経験あれば身につまされることの多い描写が展開される。ベタな展開とは思いつつ、ラストの保育園の保護者参観日の様子には、昔の我が娘の時を思い出し、ホロっときてしまった。
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主人公、瀬川祐太は大学一年生。幼いころに両親を亡くした祐太は、たった一人の肉親である姉に育てられた。姉が数年前に結婚し、三人の娘を持つ母に。(二人は旦那の連れ子) その姉夫婦が飛行機事故で行方不明になってしまい、三人の娘達は叔父である主人公の元で暮らすことになる。 娘達は上が中学生、真ん中が小学生、末が幼稚園児である。 突然、三児の父親的立場に立たされた主人公の物語が始まる。 そんな、フィクションとしては非常に美味しい、現実であったら痛々しい設定のお話。 文章力的にはまったく問題ない。さすがに中堅どころのラノベ作家といえそう。 ただ、正直いって趣味が合わない・・。 前作「迷い猫オーバーラン」のときも感じたが、いわゆる趣味の合わない作家という感想。相変わらず出てくる女キャラがどいつもこいつも美人、美少女で胸焼けを感じる。 ちょっと微笑みかけられただけで、あっさりと恋に落ちる(しかも初恋w)主人公にもまったく同調できない。 退屈な日常を垂れ流すだけの文章を目で追いつつ、強烈な眠気と戦うことに。(゚ー゚;A 小学生や中学生の娘に対して本気で色っぽいとか思っちゃう主人公にはやっぱり同調できない。 主人公が三姉妹を引き取るエピソードに関しても、組み立てが雑で穴だらけ。もうちょっと丁寧に組み上げて欲しかった。 最低限、小鳥遊の本家では後妻である主人公の姉を疎ましく思っていた、とか、三姉妹が主人公に対して心を開くような、劇的な心的関係を結ぶイベントくらいは欲しかったな。 どこの誰とも知らない、ほとんど会ったこともない、ようやくやってきたかと思えば半日以上眠りこけていたような叔父に対して、三姉妹が心を開く理由が一欠けらもみつからない。 そんな主人公に引き取るといわれ、泣いて喜ぶ三姉妹。ついていけません。( ゚д゚) そうかと思えば、その夜のうちに「風呂に入るから出て行け」と主人公をアパートから追い出す娘たち。 そして、追い出された先で友人に出くわした主人公は、娘たちの存在を隠そうとしてテンパった挙句、舞い戻ってきて裸の娘たちと遭遇。しかも、その友人は主人公のアパートに出入り自由。娘たちの存在を隠したいのなら当然、一言釘を刺しておくべきであるのに、何の対応もとろうとしない。この主人公、どこまで無能なのか。まったく同調できない。 ほんの少し味付けが違えば、ストライクな話になったかもしれないのが実に惜しい。 もう少し主人公が有能なら・・・。娘たちの距離感がもう少し「父性」よりなら、好きな作品になったかもしれない。 結局のところ「血の繋がらない少女たちと主人公が一つ屋根の下で暮らす」という話をもっともらしく理由をつけて組み立てただけなんだよね。 その理由が穴だらけで、あんまり楽しくなかったという・・・。
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想像していた作品とはまったく違いました。 ロリコン向けじゃないし、遺産や保険金を巡ってのブラックな展開も全くない。主人公の友人や親戚がすごく暖かくて、読んでてストレスがまったくない。 現実的には無理難題に思える設定も、主人公の動機付けをちゃんとしているので、無理矢理にしても不快には感じませんでした。 あと莱香さんがすごく可愛い。むしろお姉さん好きにおすすめなラノベかもしれません。
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