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僕の義母・僕の先生・僕の妹 フランス書院文庫
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僕の義母・僕の先生・僕の妹 フランス書院文庫

神瀬知巳【著】

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僕の義母・僕の先生・僕の妹 フランス書院文庫

838

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2009/12/25
JAN 9784829616857

僕の義母・僕の先生・僕の妹

¥838

商品レビュー

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2010/01/10

定番だが魅力あるヒロイン達と切ない背景が色を添える

神瀬作品も7作を数え、ヒロインの設定にはさすがに既視感が出てきた。しかし、それを逆手に取ったかのような義母(35歳)・新任先生(23歳)・妹(15歳)という神瀬作品のオールスターキャストである。ストーリーも神瀬作品の王道展開でさほどの新味はないが、今回は主人公(16歳)も含めてみ...

神瀬作品も7作を数え、ヒロインの設定にはさすがに既視感が出てきた。しかし、それを逆手に取ったかのような義母(35歳)・新任先生(23歳)・妹(15歳)という神瀬作品のオールスターキャストである。ストーリーも神瀬作品の王道展開でさほどの新味はないが、今回は主人公(16歳)も含めてみんなに少々複雑で切ない背景を持たせて奥行きを出している。その意味では、実はタイトル自体がネタバレだったりする。相姦への迷いと相対する深い想い、交わっては主人公が与えてくれる愉悦の素晴らしさに抗えず溺れていくヒロイン達3者三様の背徳物語は本作でも抜群なので、安心して堪能できる安定印のハイレベルな作品に相違ない。ただ、あまりに不自然なキスを描いたプロローグや、あまりにあり得ない“DVDの特典映像”の件にちょっとついていけず、この冒頭の部分で若干の読みにくさを感じるかもしれない。作品世界へスムーズに入り込めずに読む意欲が少し萎むのである。これらは運命的な出逢いの予兆だったり、主人公の嫉妬心を煽る秘策だったりと、それぞれに相応な理由付けが後になされるが、さすがにDVDのアイデアは、主人公と一緒に読み手も軽い嫉妬を覚えて興奮度が増すスパイスにはなっているが、ちとやり過ぎだと思った。「さらに一工夫」という意図は汲み取れるが、清楚で上品ながら妖艶な色気も醸す義母、頑なで冷徹ながら内心は実に愛情豊かなツンデレ先生、飄々とした冷静さがありながら好奇心も旺盛な妹と、ヒロイン達は小道具無しでも無類の魅力と破壊力を有している。 それにしても何故に情交描写がこうもいやらしいのだろう。今回は早い段階から義母との交わりが描かれるせいか、全編に渡って背徳のいやらしさに溢れた充実振りである。設定や展開がどうのより、豊かに情を交わす艶っぽいシーンの連続だけでも星5つ献上の興奮を享受できる。

DSK

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