商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/12/24 |
JAN | 9784043943210 |
- 書籍
- 文庫
武田家滅亡
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武田家滅亡
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商品レビュー
4
18件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
#読了 勝頼の継室・桂が輿入れしてから武田家が滅亡するまでの五年間の物語。最初から結末がわかっているだけに、うまくことが運んでいる時や桂が幸せに過ごしている時がなんともやるせない。 勝頼と桂を軸に話が進んでいくのかと思いきや、武田家中で友として過ごしていたのに対照的な生き方をする内膳と弥兵衛、伊那の地侍で数多の死地に投げ込まれつつ生き残る帯刀など、周辺の人物も魅力的で最後まで飽きずに読み進められた。 それにしても、この時期の武田家の滅亡必死の情勢や内情は読んでて胃が痛くなるね。
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素晴らしい。武田家滅亡を武田勝頼を中心にして、ここまで仕上げたのは見事としか言いようがない。 偉大なる父武田信玄をもち、本来継ぐはずてなかった武田家を率いる事になった勝頼の苦悩、裏切り、愛情が心に染み入ります。 最後に、あそこまで家臣に裏切られてしまった勝頼の悲劇を思わずにはいれ...
素晴らしい。武田家滅亡を武田勝頼を中心にして、ここまで仕上げたのは見事としか言いようがない。 偉大なる父武田信玄をもち、本来継ぐはずてなかった武田家を率いる事になった勝頼の苦悩、裏切り、愛情が心に染み入ります。 最後に、あそこまで家臣に裏切られてしまった勝頼の悲劇を思わずにはいれません。
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面白かった。素晴らしかった。 重厚にして繊細。多彩な登場人物の一人ひとりに陰影と限界があり、武田家滅亡というそのときに向かって収束していく熟練のストーリーテリング。これこそ歴史小説だと思う。 図書館で育ったもので、古い人の古い本は知っているけど、新しい人の新しい本はよく知らない...
面白かった。素晴らしかった。 重厚にして繊細。多彩な登場人物の一人ひとりに陰影と限界があり、武田家滅亡というそのときに向かって収束していく熟練のストーリーテリング。これこそ歴史小説だと思う。 図書館で育ったもので、古い人の古い本は知っているけど、新しい人の新しい本はよく知らない。だからこの伊東潤という作者さんのことはよく知らないのだけど、すごい書き手だと思う。
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