商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新星出版社 |
発売年月日 | 2010/01/05 |
JAN | 9784405106888 |
- 書籍
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徹底図解 臨床心理学
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徹底図解 臨床心理学
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商品レビュー
3.7
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臨床心理のおさらい。小学校教育に当てはめて感じ、考えたことを以下に記述する。 来談者中心療法で有名なロジャーズは、特定の理論も技法ももたず、人間尊重の理念を持って実践を重ねた。だが、「クライエントの語る言葉をおうむ返しにすればよい」、「共感や受容さえしてればよい」と言う誤解を生むこともなった。弟子をもたなかったロジャーズは、セラピストそれぞれが自分なりの来談者中心療法を確立することを重視した。これは、系統主義的な学力観において指導技法が重視されるのに対し、子ども中心主義が分かりづらいこと、根拠がないように誤解されやすいこととも似ている。 ロジャーズはセラピストに求める3条件として、自己一致(純粋)、無条件の肯定的関心(受容)、共感的理解を経験(共感)をあげている。 これは子ども中心主義の教育観にもあてはまるであろう。特に、自己一致(子どもに言っていることややらせていることと、教師が思っていることややっていることの一致)は、系統主義的学力観においても、子どもの生き方につながる重視せねばいけないことなのではないだろうか。 また、遊戯療法を行う上でのアクスラインの8つの原則も、子ども中心の教育の中での教師の立ち位置に参考にならないだろうか。①温かい友好的関係(ラポール)をつくる、②あるがままの子どもの姿を受容する、③子どもに対し許容的な感情をつくりだすようにする、④子どもが表出している感情を敏感に察知して子どもに返してやり、子ども自身の行動を洞察しやすいようにする、⑤子ども自ら解決できる能力を持っていることを信じる、⑥子どもの行動や会話に指示を与えることのないようにする、⑦治療を早めるようなことはしない、⑧子どもの治療関係での責任を自覚させるのに必要な制限を与えるだけというもの。 教育にもエビデンスド・ベースのアプローチが考え方として広がりつつあるが、病気の治療法とは違い、子ども一人一人の個性や資質・能力のばらつきが大きい以上、ナラティブ・アプローチとして、子ども一人一人の物語を重視しながらともに物語を紡いでいく教師の在り方もまた重要になっていくように思う。
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全カラーのイラスト付きで心理学を分かりやすく解説。ちょっと、とっつきにくい理論などをわかりやすく解説した入門書的な本です。興味にあるところを拾い読みしてもOK!
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この本を読んでわかったこと。それは、私にはフロイトがただの神経質なおたく体質な性格だったということ。ユングのほうが私にはすばらしくわかり安い。 そんなことに気づかされた一冊。
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