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折口信夫 霊性の思索者 平凡社新書503
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折口信夫 霊性の思索者 平凡社新書503

林浩平【著】

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折口信夫 霊性の思索者 平凡社新書503

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2009/12/15
JAN 9784582855036

折口信夫 霊性の思索者

¥814

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2011/05/28

[ 内容 ] 9・11以降の現代世界において、テロは世界的に重大な問題となっている。 今や日本もテロの標的に名指しされ、もはや「対岸の火事」ではすまされない。 なぜ「彼ら」はテロに走るのか。 どうすればテロの連鎖を断ち切ることができるのか。 テロを生む歴史的・政治的・経済的背景な...

[ 内容 ] 9・11以降の現代世界において、テロは世界的に重大な問題となっている。 今や日本もテロの標的に名指しされ、もはや「対岸の火事」ではすまされない。 なぜ「彼ら」はテロに走るのか。 どうすればテロの連鎖を断ち切ることができるのか。 テロを生む歴史的・政治的・経済的背景なども解説しながら、現地で取材した通信社特派員らが、テロリストたちの「論理」を解き明かす。 テロを引き起こす側の組織と人間にスポットを当て、彼らの行動と思想を追った連作ノンフィクション。 [ 目次 ] テロが身近に迫る時代 サウジアラビア~スーダン~アフガニスタン~?「お前がわが地を去るまで攻撃する」―ウサマ・ビンラディン(アルカイダ) エジプト~スーダン~アフガニスタン~?「近い敵」より「遠い敵」を撃て―アイマン・ザワヒリ(ジハード団/アルカイダ) クウェート~アフガニスタン~パキスタン 同時テロの「真の首謀者」―ハリド・シェイク・ムハンマド(アルカイダ) アフガニスタン 世直しに燃えた学生がテロ集団に―ムハンマド・オマル(タリバン) インド/パキスタン「全イスラム世界に一つの旗を」―マスード・アズハル(カシミール過激派) パレスチナ 聖地を血で染める自爆テロの嵐―アハメド・ヤシン(ハマス) トルコ 敗れた「クルド解放の闘士」―アブドゥッラー・オジャラン(クルド労働者党=PKK) アルジェリア「踏みにじられた民意」への憎悪―アッバシ・マダニ(イスラム救国戦線=FIS) ロシア 巨象に立ち向かう「英雄」―バサエフ野戦司令官(チェチェン武装勢力)〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2011/04/22

めも) まれびと≒ほかひびと +ほ:気息、プネウマ、「ほう」と吐き出す息;ほぐ;ほかう 常世/妣が国へ/にらいかない cf.「妣が国へ・常世へ」 +異郷意識、間歇遺伝(アタヰズム)、ノスタルジー みこともち(御言持者) 折口の天皇観 +平時は人間である天皇‐祭時には始原の時...

めも) まれびと≒ほかひびと +ほ:気息、プネウマ、「ほう」と吐き出す息;ほぐ;ほかう 常世/妣が国へ/にらいかない cf.「妣が国へ・常世へ」 +異郷意識、間歇遺伝(アタヰズム)、ノスタルジー みこともち(御言持者) 折口の天皇観 +平時は人間である天皇‐祭時には始原の時と場に戻り、自らが天神の資格を持つ -御衣配:物質的想像力、衣←魂の付着 cf.分割可能な魂⇔カトリックの分割不可能な魂 柳田 祖霊=カミ‐折口 まれびと=常世から訪れるもの +場所:霊山‐遠方の常世 +霊の表現:人々の心意-演劇的表現 短歌無内容説 cf.プネウマ 「翁の発生」:翁、山人、もどき

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2010/03/07

高校生の頃、柳田國男の遠野物語に始まり民俗学に興味を抱いてちらほら本を読んでいたんですが、そのとき民俗学の祖・柳田と折口の対立というか、折口って柳田を思慕してやまないのに柳田からは黙殺されるような扱いを受けているなぁという印象を持ってました。 本書により二人の溝は民俗学へのアプロ...

高校生の頃、柳田國男の遠野物語に始まり民俗学に興味を抱いてちらほら本を読んでいたんですが、そのとき民俗学の祖・柳田と折口の対立というか、折口って柳田を思慕してやまないのに柳田からは黙殺されるような扱いを受けているなぁという印象を持ってました。 本書により二人の溝は民俗学へのアプローチの違いにあったんだと知ることができました。 混沌の中から秩序・規則を見出し、筋道をつける柳田方式と 混沌をそのままに受け取り、精髄を搾り出す折口方式。 文学青年の道に見切りをつけ、農政官吏として筆を折った柳田にとって うたびと=詩人の感応能力を持ち続け、その古代人の意識を現代に結びつける折口の方法は個人的なものであるだけでなく嫉妬の対象になっていたのかも。 まぁ折口の方法は彼自身の特異能力に拠るところが多く、学問として体系付けることができず孤立してしまうのは致し方ないのですが。 折口は「追い求めるもの」で「与えられるもの」ではなかったのかもしれない。 ここではない、どこかへ。 いまではなく、いつかへ。 さまよう魂は地に足をつけた農政学者には受け入れがたかったのかも。

Posted by ブクログ

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