商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/12/10 |
JAN | 9784163287607 |
- 書籍
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夜のだれかの玩具箱
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夜のだれかの玩具箱
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商品レビュー
3.1
29件のお客様レビュー
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死が題材になった、少し不思議な物語の短編集。 全編通して、後悔、すれ違い、苦しいという感情が大半を占めていて、暗い雰囲気の話が多い。ただ、一話目の「仕舞い夏の海」とラストの「もう一度さようなら」は、家族の愛が書かれていて、少し温かい展開だった。最後、夫婦の未来は書かれていなかったけど、両親と同じような展開になるのかな。と思うと希望がもてた。夜の方を先に読んでしまったので、もう読まない気がするけど、対になっている朝の短編集の方を読めば違う感想だったのかな。。
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死期を前に忘れえぬ女性の面影を追って妻娘と旅に出る男。 恋女房に去られ落ち込む職人を案じる若旦那の胸の内。 少年時代の悔恨と、満開の桜の思い出が甦る亡き友の作文。 父を看取る日を前に、夫との関係に揺れる娘に訪れた奇跡。 切ない恋愛から艶めく時代小説まで自在に描き出す著者の才がしっとり冴えわたる六篇があふれだす小説の玩具箱。 (アマゾンより引用) 短編集。 中には面白いお話もあったけど、よく分からないお話もあったりで… 「夢女房」あたりは面白かった。 内容は予想できたけど。 「お花見しましょ」も結構好きなお話し。
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6編。以下自分の記憶誘発用メモ 仕舞い夏の海→不思議な恋の思い出を持つ男、妻、その娘 うちの猫は鼠を捕りません→不思議な地下のBar(ホラー 夢女房→履物問屋の若旦那と 妻の失踪に打ちひしがれる職人 妻は実は失踪ではなく、、 お花見しましょ→廃校寸前の田舎の小学校の思い出 亡くな...
6編。以下自分の記憶誘発用メモ 仕舞い夏の海→不思議な恋の思い出を持つ男、妻、その娘 うちの猫は鼠を捕りません→不思議な地下のBar(ホラー 夢女房→履物問屋の若旦那と 妻の失踪に打ちひしがれる職人 妻は実は失踪ではなく、、 お花見しましょ→廃校寸前の田舎の小学校の思い出 亡くなった友人の作文と。。 蛍女→悪行の限りを尽くした僧が山奥で遭難しかけて、助けを求めてたどりついた山奥のあばら家と老婆。。 もう一度さようなら→1篇目とリンク。娘視点 うーん。やはりごちゃまぜ感。ココロ冷え冷えとなるよね。救いのない物語ばかりで。最後はちょっと、盛り返しはするんだけど、どうせこの二人もうまくいかないんだろうという読後感。 なんかこう、1本道を外れて歩く不安感を醸し出せるひとだよね。苦手かなあ、苦手かも私。 村のオババがランダムに語りはじめそうな、いやあるいは、テレビの怖い話特番とかで1話ずつでやってそうなお話集、というかんじでした。
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