商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2009/10/28 |
JAN | 9784101291611 |
- 書籍
- 文庫
捜査一課秘録
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捜査一課秘録
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
警察小説を読んで警視庁捜査一課のことがもっと知りたくなり本書を読んだ。再読の動機も一緒だ。80年代後半からの重大事件の中で、オウム真理教事件以外では宮崎勤事件が記憶に深く刻まれていた。捜一課長、理事官、管理官、その下で捜査する刑事の誰もが犯罪を憎み、犯人逮捕に刻苦精励する姿を知る...
警察小説を読んで警視庁捜査一課のことがもっと知りたくなり本書を読んだ。再読の動機も一緒だ。80年代後半からの重大事件の中で、オウム真理教事件以外では宮崎勤事件が記憶に深く刻まれていた。捜一課長、理事官、管理官、その下で捜査する刑事の誰もが犯罪を憎み、犯人逮捕に刻苦精励する姿を知ることができた。オウム事件捜査の詳細を改めて知らされると、破壊活動防止法以前の捜査が、暗中模索の中で進めざるを得ないことが理解できる。でも95年3月20日に強制捜査が実行されていたら……なんて詮無いことも考えてしまう。
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美談仕立てではあるが、体を張って犯人を追う刑事たちの姿に、だから安心して生きていられると思った。 宮崎勤の章は、娘2人を持つ父親として読めなかった。
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内容のほとんどをオウム真理教事件が占める。当時、新聞で断片的に知っていた事実が、改めて筋が一本通って「そういったことだったのか」と納得がいった。 作者は、新聞の社会部記者なのだが、この作品を読むと作家の資質と、新聞記者の資質に違いがわかる。 新聞記者があくまで事実を記載することが...
内容のほとんどをオウム真理教事件が占める。当時、新聞で断片的に知っていた事実が、改めて筋が一本通って「そういったことだったのか」と納得がいった。 作者は、新聞の社会部記者なのだが、この作品を読むと作家の資質と、新聞記者の資質に違いがわかる。 新聞記者があくまで事実を記載することが求めれるのに対して、作家はフィクションを混ぜながら、読者が興味を持ち続けるように話を作ってゆく。 だから不要なエピソードは例え真実でも省くし、筋がすっきり読みやすい。
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