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ソフトウェア開発はなぜ難しいのか 「人月の神話」を超えて 技評SE選書
1,518円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 技術評論社 |
発売年月日 | 2009/10/22 |
JAN | 9784774140285 |
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ソフトウェア開発はなぜ難しいのか
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ソフトウェア開発はなぜ難しいのか
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
大槻さんの著書。コンパクトによくまとまってると思う。初谷さんがThink Stitchでやりたいこともこのあたりに根ざしてるのかなー、と個人的に勝手に納得した部分もあった。 各章、脚注が多くて、且つ、章の最後にまとめられている体裁なのがかなり惜しい。これ、基本的に読みにくいと思...
大槻さんの著書。コンパクトによくまとまってると思う。初谷さんがThink Stitchでやりたいこともこのあたりに根ざしてるのかなー、と個人的に勝手に納得した部分もあった。 各章、脚注が多くて、且つ、章の最後にまとめられている体裁なのがかなり惜しい。これ、基本的に読みにくいと思う。大槻さんほどの記述力があれば、そもそも脚注は殆ど無くして本文に自然に入れ込むコトができるはずだけに却って気になった。
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ソフトウエアエンジニアリングは、《実世界》《コンピュータ世界》《人間世界》という、複雑に絡み合う3世界に接しているために難しいものである。ソフトウエアのソフトウエアであるが故の難しさは、「複雑性」「同調性」「可変性」「不可視性」の4点。1970年代から2000年代まで、10年ごと...
ソフトウエアエンジニアリングは、《実世界》《コンピュータ世界》《人間世界》という、複雑に絡み合う3世界に接しているために難しいものである。ソフトウエアのソフトウエアであるが故の難しさは、「複雑性」「同調性」「可変性」「不可視性」の4点。1970年代から2000年代まで、10年ごとにこれら4点の本質的困難に対処してきた。 さてソフトウエアづくりの基本は、「抽象化」「自動化」「モジュール化」だ。しかし、「ソフトウエアに関する世界観は、多様、生命的、不可視的なものへパラダイムシフトして(p.171)」いる。「新しいパラダイムでも本質的困難は普遍的であり、これをあるがままに受け入れる姿勢が求められている(p.178)」というのが結論であるため、困難からは抜け出せないのだろう。 〜面白かった言葉〜 ・ソフトウエアは社会制度や人間の行動に順応させなくてはならない。(76ページ) ・「モデル化」というのは、(略)言語という色眼鏡をかけて見えたものを記述するということです。(165ページ)
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「人月の神話」をベースに、建設事業などとは異なりソフトウェア開発において特徴的に見られる本質的困難性を紐解き、その解決策を探った本。 本書は、前半の100頁を、人月の神話において提示された本質的困難性の解説に費やす。すなわち、複雑性、同調性、可変性、不可視性である。次に、続く5...
「人月の神話」をベースに、建設事業などとは異なりソフトウェア開発において特徴的に見られる本質的困難性を紐解き、その解決策を探った本。 本書は、前半の100頁を、人月の神話において提示された本質的困難性の解説に費やす。すなわち、複雑性、同調性、可変性、不可視性である。次に、続く50頁で、ソフトウェア工学がこれら4つの性質と如何に対峙してきたかを、ウォーター・フォールや、V字モデル、アジャイルなどの説明を交えながら議論する。 まぁ、ここまでは正直、解決策を議論するための単なるおさらいに過ぎないので、ソフトウェア工学の教科書を2~3冊でも読んだことのある人間にとっては、何の新規性もない部分である。 本書の付加価値は、「なるほどソフトウェアって難しいね。で、じゃあどうすりゃあいいんだろうね?」の部分、すなわち残りの30頁、第4章「これからのソフトウェアづくり」にあるわけである。 そこで著者が提示した回答が: 「抽象化」、「自動化」、「モジュール化」 である! バァーーーーーン! わお!全然思いもよらなかったし、僕の知る限り、これらを実践している人間はほとんどいませんよ!本当にありがとうございました! なわけないでしょうよ。はい、壮大にずっこけました。既知で当たり前のことを綺麗に構造化・理論家して哲学的に記述したところで、何ら付加価値など発生しないことに気付いてほしい。 存在意義が行方不明につき、☆1つ。
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