商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/10/23 |
JAN | 9784043755066 |
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簡単に言えば、善良な市民を食い物にする悪の組織と化した銀行に対し、金融知識とその組織の内情を知る元行員が正義の味方となり法廷で闘うお話。 三和銀行が痴呆のある方に24億円貸し付けた事件がモデルだって。 まぁ、善良なと言っても実際は全然善良でもない訳で普通なら正義の味方もソッポを...
簡単に言えば、善良な市民を食い物にする悪の組織と化した銀行に対し、金融知識とその組織の内情を知る元行員が正義の味方となり法廷で闘うお話。 三和銀行が痴呆のある方に24億円貸し付けた事件がモデルだって。 まぁ、善良なと言っても実際は全然善良でもない訳で普通なら正義の味方もソッポを向くような輩。この人がもう少し頭が良くて自制が聞けば上下巻ではなく厚めの上巻のみで終わったのでは? 主人公は確かに金融知識があって誠実且つ聡明なキャラなんだけど、実際の世界で将来に備えそこまで証拠を残していたりする人はいないんじゃないかな?少しかっこよく描きすぎたかなって感じ。 で、悪の銀行はって言うと。 私も仕事で多くの銀行とお付き合いがあり、特に個人融資に関連する行員とはたくさんお話します。まぁ一般的な会社に勤めているサラリーマンと変わらない感覚の人が殆どなんですが、たまぁ?にこの小説に出てくる感じの人は出てきます。逆に言えばこの種の人はきっと銀行からしか出ないですね。 素で『銀行を敵にまわすと恐いですよ』と言ってきたりします。 なので、この小説の良いところは銀行の悪い面は正確に描けているってところです。
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かつて勤務していた銀行から、不正融資の罪をなすりつけられそうになった話。 リアリティはあるが、個人的に経済小説としては物足りなさを感じる。
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今は東三に吸収された旧UFJ銀行で実際に起こった融資裁判をモデルとした話で、実際に裁判にまで巻き込まれた著者が描く。脳梗塞で痴呆状態になった元戦略コンサルティング会社(現実ではモルガン・スタンレー)のパートナーに対し、痴呆状態を利用して銀行が勝手に融資を実行したというもの。濡れ衣...
今は東三に吸収された旧UFJ銀行で実際に起こった融資裁判をモデルとした話で、実際に裁判にまで巻き込まれた著者が描く。脳梗塞で痴呆状態になった元戦略コンサルティング会社(現実ではモルガン・スタンレー)のパートナーに対し、痴呆状態を利用して銀行が勝手に融資を実行したというもの。濡れ衣を着せられてから法廷に立つ直前までが上巻の話。 裁判ネタなので、ビジネス小説ではない。
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