商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川学芸出版/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/10/23 |
JAN | 9784044094119 |
- 書籍
- 文庫
俳句への旅
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俳句への旅
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商品レビュー
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入門書、通史の類はたくさんあるけれど、 グッとくるものは少ない… きっと、客観性を重んずるあまり、著者本来の 志向が薄められているせいじゃあないだろうか。 本書は、かっこうの入門書であるように思った。 著者は真摯に俳句に対峙しながら、自身を見据えている… それが、ひしとつたわっ...
入門書、通史の類はたくさんあるけれど、 グッとくるものは少ない… きっと、客観性を重んずるあまり、著者本来の 志向が薄められているせいじゃあないだろうか。 本書は、かっこうの入門書であるように思った。 著者は真摯に俳句に対峙しながら、自身を見据えている… それが、ひしとつたわってくるから、心揺さぶられるんだと思う。 あからさまに語ることのはずかしさ…その一方の熱い気持ち… こんなエピソードが紹介されている… ―おのれをかえりみる暇もなく、あわただしく過ごした。 少しうそ寒くむなしい思いがある…(テレビの対談で)… 高峰秀子が「忙しいってはずかしいことよ」といった言葉が、 いたく胸にこたえて、しーんとしたひとときをもった。 巻末で紹介されているのが杉田久女…そうした構成を選んだ 著者の熱い思いが感じられてならない。杉田久女は、 生涯のほとんどを九州・小倉で過ごしたという。 「炎の女」と云われた杉田久女を、もっと知りたくなった。 今年は、森鴎外の生誕150年、松本清張の没後20年にあたる… 両者のゆかりの地でもある小倉…どうやら清張の文学館も、 必見のすばらしいものであるらしい…杉田久女から、 森鴎外、松本清張を追って…今年の夏は、小倉に旅しようかな…
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