働く人の喜びを生み出す会社 潜在能力の組織的発揮

日本能率協会【編】

• 販売会社／発売会社: 日本能率協会マネジメントセンター
• 発売年月日: 2009/10/20
• JAN: 9784820717508

商品レビュー

2018/10/23

自分に対しても、部下に対しても働く喜びを生み出せない。それどころか、最近では、そもそも人は、生来「働きたくない」動物なのではないだろうかとという疑念さえ沸いてくる。このような悩みをもつ中間管理職は多いだろう。かく言う私もその一人である。　尊敬する社内のあるエグゼクティブがこの本を薦めていた。上記のような悩みをもつ私は即買い、即読んだ。そして気づいたこと。それは、「この本を即買い、即読む」行動をとった自分からわかったことなのだが、つまらない仕事はやりたくない、エクセレントな仕事をしたいということだ。そして、そのこと自体が働く喜びなのである。そういう前提を置くと、自己成長、自己実現を目的として仕事に従事すること、させることが働く喜びに直結するとの結論に達する。　本書は、こういう結論を後押ししてくれる。が、人間そんなにキレイじゃないと思います。

2009/12/25

大前みどり
ちょっとそれましたが、
その私の深く掘りたい部分を相当掘っているなあという本2冊に、
ここ最近出会いました。

働く人の喜びを生み出す会社
社団法人日本能率協会

【働く人の喜び】
・考える喜び
・創る喜び
・連帯する喜び
・成長する喜び
・喜ばれる喜び

【輝いている企業に共通する特徴】
1．職場への愛着と誇りがある
2．ベテランと若手が一緒に働き、学び合いがある
3．全社員が参画するイベントが多い
4．トップが社員と笑顔で会話している
5．売り方にしても作り方にしても得意技をもって、磨きをかけることを重視している
6．一人ひとりが目標を作り出している
7．会社が生活空間である

こんな風に、この本では様々な企業の事例とともに、組織の潜在能力を発揮するための
研究結果が簡潔にまとめられています。
フロー研究会でもこんな風に、人を幸せにする経営、というより
人が幸せになる経営についてまとめていけたらいいなあと思います。