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国民国家と帝国の間
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 世界書院 |
発売年月日 | 2009/08/30 |
JAN | 9784792721008 |
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国民国家と帝国の間
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新自由主義の拡大はアメリカン・スタンダードのグローバルスタンダードへの拡大とパラレルになった。 経済のグローバル化はグローバルな安全保障体制の構築を前提にしている。 冷戦終結後のアメリカの世界戦略はそれまでの世界的脅威の封じ込め政策から市場経済の拡大へというスローガンに示されてい...
新自由主義の拡大はアメリカン・スタンダードのグローバルスタンダードへの拡大とパラレルになった。 経済のグローバル化はグローバルな安全保障体制の構築を前提にしている。 冷戦終結後のアメリカの世界戦略はそれまでの世界的脅威の封じ込め政策から市場経済の拡大へというスローガンに示されているところに特徴がある。ソ連の脅威が消滅し、中国が市場経済化を進めている中で両国を世界システムの中に再編入することが重要であるという考え方に基づいている。 冷戦後のアメリカの東アジア戦略上の特徴は軍事的な安全保障の側面よりも地域の経済問題とのリンケージを深めつつあるという点にある。 アメリカがもはや1国だけで地政学的なゲームのルールを設定することも正当性を確保することもできない状況である。 世界システム論では単一の政治権力が存在する世界システムは世界帝国ということになるが、資本主義世界経済には単一の政治権力である世界政府が存在しないという点では世界帝国ではない。 世界帝国がシステム統合を単一の政治権力によって達成するのに対して、資本主義世界経済は商品経済の拡大をインターステートシステムあるいは覇権国家が管理することによって拡大する社会システムである。 国際レジームは中心国家に有利に作用している。自由主義の目的と民主主義の目的はまたも一致しなかった(Wシュテイン) Wシュテインは世界システムを資本主義世界経済と世界帝国に分けているが、それによると近代以前に支配的な世界システムは世界帝国であった。世界帝国は単一の政治権力に基づき、そのシステム内の再分配構造は商品交換ではなくて、権力に基づいていた。
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