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マイクロファイナンス 貧困と闘う「驚異の金融」 中公新書
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マイクロファイナンス 貧困と闘う「驚異の金融」 中公新書

菅正広【著】

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マイクロファイナンス 貧困と闘う「驚異の金融」 中公新書

814

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2009/09/25
JAN 9784121020215

マイクロファイナンス

¥814

商品レビュー

3.6

29件のお客様レビュー

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2019/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

貧困というものがなかなか解消することがないのは こうやって感想を書いている自分自身も そうだけれども、 そういう感覚に陥ることも それがいかなることかもわからず、理解しようとも しないからだと思います。 「自業自得」それだけで片付けるのは たやすいことでしょう。 だけれども、その貧困にあえぐ人たちは もはや看過できない状態になりつつあります。 それでも「自業自得」と言い続けますか? そのしわ寄せが私たちの生活へと 直撃しても? ここに出てくるシステムは あくまでも一定年収以下の人に 融資する向けのものです。 その代わりその人たちを手厚くサポートするので 貸し倒れ率は低くなっているのです。 いわゆる公的なものは かくかくしかじかな理由で 限界でしょうから 民の力も必要なのだと思います。

Posted by ブクログ

2018/11/24

まさに入門といった感じか。 各国の事例や具体的なモデル、またマイクロファイナンスの有効性と限界そして今後の課題などが丁寧にまとめられていてバランスがいいと思う。ただ、現在の日本の貧困の現状に言及し過ぎてる嫌いがなくもないが、それは読者にマイクロファイナンスが貧困対策として重要であ...

まさに入門といった感じか。 各国の事例や具体的なモデル、またマイクロファイナンスの有効性と限界そして今後の課題などが丁寧にまとめられていてバランスがいいと思う。ただ、現在の日本の貧困の現状に言及し過ぎてる嫌いがなくもないが、それは読者にマイクロファイナンスが貧困対策として重要であることを意識付けしたいためだと思うので、個人的には全然問題なし。 マイクロファイナンスについてもっと詳しく知るためには他の書籍も読む必要がある。

Posted by ブクログ

2013/07/13

 最近、社会的な問題に対して非営利事業(慈善や政府)ではなく最低限以上の採算を得るビジネスとして取り組む「ソーシャル・ビジネス」が注目されつつありますが、マイクロ・ファイナンスはその先駆けだといわれたりします。  基本的な仕組みは、貧困者への無担保少額融資によって貧困者が貧困か...

 最近、社会的な問題に対して非営利事業(慈善や政府)ではなく最低限以上の採算を得るビジネスとして取り組む「ソーシャル・ビジネス」が注目されつつありますが、マイクロ・ファイナンスはその先駆けだといわれたりします。  基本的な仕組みは、貧困者への無担保少額融資によって貧困者が貧困から脱出するためのきっかけを作るというものです。貧困者へお金を貸しても収入をもたない貧困者は返済しようがないわけですが、いいかえれば、収入を得られる見込みのある貧困者にお金を貸すことで自立を促すことができるとすれば、それは経済の活性化の基盤となるわけですね。  では、その貧困者とはどのようなものか。一言でいえば「自分の能力を活用できる層」ということですが、じつは先進国である日本にも貧困が存在し、そのなかにも、ほんらい「自分の能力を活用できる層」がいる。そしてそこにマイクロ・ファイナンスを導入する意義があるといいます。そして、マイクロ・ファイナンスを日本に導入するためのビジネスモデルも検討されています。  本書を読んでみると、企業や金融機関、貸し手と借り手、貧困者、いろいろな存在が社会との関係のなかで活動しているということを認識せずにはいられません。この考え方から企業の社会的責任などということがいわれますが、同時にそれを評価する人々も社会的存在でなくてはならないのではないでしょうね・・・。明るい未来への道のりは見えますが、遠いです。

Posted by ブクログ

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