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「自衛隊」無人化計画 あんしん・救国のミリタリー財政出動
1,430円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2009/10/02 |
JAN | 9784569774183 |
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「自衛隊」無人化計画
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「自衛隊」無人化計画
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2009年の本である。軍事という分野は常に最先端の武器や国際関係の変化に応じて内容が陳腐化しやすいと思う。しかしこの本や1つ前に読んだ兵頭氏の本は「未来」を描いているため内容はさほど古臭くは感じなかった。「未来」を描くためには「過去の歴史」を知らなければならないし「現状認識」もで...
2009年の本である。軍事という分野は常に最先端の武器や国際関係の変化に応じて内容が陳腐化しやすいと思う。しかしこの本や1つ前に読んだ兵頭氏の本は「未来」を描いているため内容はさほど古臭くは感じなかった。「未来」を描くためには「過去の歴史」を知らなければならないし「現状認識」もできている事が前提になる。この本では世界恐慌くらいからのアメリカの歴史や日本のそれも出てきて過去の連続体としての未来につながっているという流れは見えてくる。タイトルの「無人化計画」は何を意味するのか、読めばわかるが自衛隊を無人化=なくそうというのでなく、自衛隊を無人化する代わりに1000万台のロボットを導入しようという考えで、一応軍事評論家なのになかなかぶっとんだアイディアである。つまりロボット兵を造るという事なのだろうが、これは現在の日本の何倍もの予算を軍備開発につぎ込んでいるアメリカですらなしえてないことである。ロボット兵ではないけれど「ビッグドッグ」というハーバード大学が開発した四足歩行ロボットならある。このようにヒトと同じプロポーションで二本足で自律的に歩行するロボットである必要はなく、例えば車の運転を代行する「座乗型ロボット」でもよい。人間の身体機能の全部を再現できるロボットが簡単にできてたまるものではない。ミミズの身体機能の完全シュミレートすら、現下の技術ではまだ不可能な段階なのである。このように現在の技術ではまだ実現不可能な気がするロボット化だが、ロボットの競争で勝つか負けるかは、その国が兵器としてのロボット/無人機をまじめに開発する気があるのかどうか、それに国家予算をつけるかどうかの関数になると筆者は言う。そんな単純な問題でもないような気がするんだが…。いずれにしろ筆者の主張は簡単に言えば「ハイテク軍備に集中的に税金を投入しろ」という事なのである。軍事関係の人が自分たちの得意分野に予算をもっと寄越せと主張するのはありがちではあるのだが…。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou29903.html
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