商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2009/09/13 |
JAN | 9784575513035 |
- 書籍
- 文庫
呪い遊び
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呪い遊び
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商品レビュー
2
2件のお客様レビュー
仕返しは倍の数。 現実には絶対に有り得ない事ばかりだが、唯一手紙の存在だけはあるかもしれないな。 誰だって何かしら理由があり、誰かを妬んだり恨んだりすることは少なくともあるだろうな。
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もともとは携帯小説サイトの小説だ。 だから、妙にホラーっぽくしようとしているように感じた。 これがデビュー作のようなので、人物描写も浅いし・・・というよりもほとんど描けていない。 携帯小説がすべて悪いとは思わないし、小説の形態をなしていないとも思わない。 ただ、素人が小説を書きた...
もともとは携帯小説サイトの小説だ。 だから、妙にホラーっぽくしようとしているように感じた。 これがデビュー作のようなので、人物描写も浅いし・・・というよりもほとんど描けていない。 携帯小説がすべて悪いとは思わないし、小説の形態をなしていないとも思わない。 ただ、素人が小説を書きたいと思いつくままに書きなぐった印象だ。 主人公である咲夜の中にある二面性はいいとしても、事件の発端となった人物があまりにもおざなりだ。 そして、結局多くの人が死に、何の解決もされていないという結末。 作者は何が書きたかったのだろう。 何を伝えたかったのだろう。 小説に慣れていない若い世代には受け入れられた物語なのだろうが。 ただひとつ、増幅していく恨みをテーマに選んだのは面白いとは思った。 すべては「呪いの儀式」が原因だとしてしまったのは残念だけれど。 人を描けてこその小説だと思う。 どんなに些細な行動でも、そこに至るには必ず人としての選択があり感情の動きがある。 そこを描けていないことが浅い物語もどきに終わらせてしまった根源のように感じた。
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