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中国企業のルネサンス 叢書・中国的問題群6
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/09/07 |
JAN | 9784000282567 |
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中国企業のルネサンス
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中国企業のルネサンス
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「中国企業のおかれた現状把握と将来の問題解決に対する道筋を示す」 清王朝時代から21世紀まで、国有企業から民営企業の勃興が起こり、外資系企業が進出、世界の工場となった。2008年フォーチュン500社に入っている中国企業は26社、内レノボを除くすべての企業が国有企業だ。しかし、国有...
「中国企業のおかれた現状把握と将来の問題解決に対する道筋を示す」 清王朝時代から21世紀まで、国有企業から民営企業の勃興が起こり、外資系企業が進出、世界の工場となった。2008年フォーチュン500社に入っている中国企業は26社、内レノボを除くすべての企業が国有企業だ。しかし、国有の中国第一汽車は、参加企業であるVWとの合弁、TOYOTAとの合弁企業が生み出す収益が大部分であり、結局統一的なグループではなく、いくつかの会社の上に傘をかぶせたような体裁しか持っていない。当然グループ間シナジーもない。政府主導と国有企業141社が世界へ進出するが、経済安全保障上の問題から、M&Aが阻まれるなどの国を跨いだ課題が発生している。また、技術革新についても、中国企業は海外から引き入れた、または輸入したモジュールを利用して製品化しているだけなので、イノベーションは起きようがないという。筆者はそれでも付加価値をつければいいという趣旨の記述がある通り、比較的楽観論に立っている。個人的には、パクリ文化=研究開発してもすぐパクられるので投資価値無し→誰も研究開発しない→パクるしかないという悪循環から抜けない限り中国独自のイノベーションは難しいと考えている。
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