商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2009/08/24 |
JAN | 9784488455033 |
- 書籍
- 文庫
さくら草
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さくら草
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
面白かった。一気読み。久しぶりのミステリー。主人公の女性刑事が控えめなのがよい。本線と直接には関係ない登場人物の気持ちや過去とか無駄に雑談がないのが良い。犯人は思いもよらずでした。その分背景が弱いかもしれないが。
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- ネタバレ
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【あらすじ】 殺された少女が着ていた服は、大人顔負けの高級ジュニアブランド「プリムローズ」のものだった。誰よりも早くそのことに気付いた刑事課の白石理恵は、特例として捜査に加わっていた。しかし、犯人像は掴めぬまま、第二の犯行が起こってしまう。やはり被害者はプリムローズの服を着ていたため、皮肉なことにブランドの知名度は一気に上がり、高級路線で差別化を図っていたプリムローズの店舗には大勢の客が押し寄せるようになり…。 【感想】
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少女たちに人気のブランド「プリムローズ」。 プリムローズのゼネラルマネージャー日比野晶子と、刑事白石理恵の二人の女性を中心に事件を追っていく展開。 ミステリーとしてもちろん面白いのですが、ブランド戦略の部分がとても興味深かったです。 ブランドを守る為に必死になる晶子と、絶対犯...
少女たちに人気のブランド「プリムローズ」。 プリムローズのゼネラルマネージャー日比野晶子と、刑事白石理恵の二人の女性を中心に事件を追っていく展開。 ミステリーとしてもちろん面白いのですが、ブランド戦略の部分がとても興味深かったです。 ブランドを守る為に必死になる晶子と、絶対犯人を捕まえると必死な理恵。その他にも少女やその母親など、女性の心理が巧みに描かれていてグイグイ読みました。 途中までは抜群に面白かったのですが、犯人が分かってからはちょっと失速。 犯人が突然出て来た印象・・・ 伏線がないタイプですね。 でも犯人当てとして読まなくても、晶子と理恵の心理や、ブランドにハマる母娘など、読みどころは満載でした。
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