イチローに学ぶ勝利する人の習慣術 最高の自分を発揮する極意がわかる イラスト図解版

児玉光雄【著】

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2009/09/01
• JAN: 9784309651118

商品レビュー

2013/01/11

スポーツ科学の専門家、スポーツ選手のメンタルトレーナーが書いた本だけあって、説得力がある。書かれていることのすべてがイチローにあてはまるのか、それとも著者の想像も含まれているのかはわからないが、得るものは多くある。

2012/01/30

■大事なのは、立ち上がれるかどうかなんだ。

書籍「イチローに学ぶ勝利する人の習慣術」
(児玉光雄著・河出書房新社刊・95頁)から。
これは、イチローの言葉ではないが、気になったので。
「負けることを恐れない」の項目で
アメリカンフットボールの名手、ビンス・ロンバルディとして
紹介されていた。前後の文は、
「ノックダウンされるかどうかは問題じゃない。
大事なのは、立ち上がれるかどうかなんだ。
挑戦することをやめない限り、
完全に負けることなんて絶対にない」である。
イチローからは、こうした「負けることを恐れない」姿勢が、
伝わってくる、ということのようだ。
「ノックダウンされる」と当然のように意気消沈する。
それでも、立ち上がってくる気持ちがあるか、ないか。
これが、成功するには欠かせない要素となる。
「立て、立つんだ、ジョー」をリングサイドで叫ぶ
丹下段平の台詞が、思い出された。

2009/12/01

イチローを成功に導いた彼自身の思考習慣を挙げて、例と解説を加えたものである。
多くの習慣が挙げられたが、要約すると以下のようになるかと思う。

・夢を想像し、１０年後の自分をイメージする。
・最高の意欲を引き出すために、最高の努力をして挑戦すれば何とかやりとげられるレベルに目標を設定する。
・集中力を持続するため、目標はできるだけ最小単位にする。
・失敗は好機であり、真の強さを身につけるためにある。積極的にリスクを背負え。
・結果を意識せず、ただ目前のやるべきことに全力を注げ。
・知識や情報の取り扱いには注意して独創性を重視せよ。（自分で考えよ）
・１人の時間を大切にせよ。

目標を立て、やるべきことを決め、恐れずにPDCAを回し続ける。
凡事徹底ですな。

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