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ちりかんすずらん
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ちりかんすずらん

安達千夏【著】

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ちりかんすずらん

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2009/09/10
JAN 9784396633240

ちりかんすずらん

¥1,760

商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2017/12/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

板前だった父は錦糸町のパブで出会ったコロンビア人女性と出奔、彼女の子どもが待つ本国へと旅立った。 そして母と祖母、私の三人がひとつ屋根の下に残された。 祖母は血は繋がっていなくても、これからもこの家で女三人で暮していこうと提案した。 それから七年。 旅に観劇にと趣味に忙しい悠々自適の祖母、フットマッサージ店のやり手経営者となった母、そして商社をやめ児童館の指導員として毎日を送る私。 私には、IT系広告会社の社長ユウジというフィアンセがいる。 (アマゾンより引用) なんかいいなぁ。 この女3人の関係。 特におばあちゃんとお母さんの関係がすてき

Posted by ブクログ

2012/10/10

全然期待していなかったのに、読んでよかったと思わせてくれる一冊。 「ちりかんすずらん」はちりちりなるかんざしのこと、 収録一作目に表題作がある。 女三代の暮らしは実は複雑。 7年前に離婚した母と娘、父の母である祖母…… 時折、母の腹違いの妹が訪ねてくる一家だ。 物語は 30を...

全然期待していなかったのに、読んでよかったと思わせてくれる一冊。 「ちりかんすずらん」はちりちりなるかんざしのこと、 収録一作目に表題作がある。 女三代の暮らしは実は複雑。 7年前に離婚した母と娘、父の母である祖母…… 時折、母の腹違いの妹が訪ねてくる一家だ。 物語は 30を過ぎわたしと、三年付き合ったユウジとの恋物語を軸に 女三人の家の下町暮らしが描かれる。 さりげない暖かさとしなやかさで色づけされた暮らしは おいしいものも欠かせない。 こんな風な素敵なおばあちゃんになりたいな~ しゃんと生きよう、私も。 次の作品も読んでみよう。

Posted by ブクログ

2012/05/28

 伸ばした手が、相手のからだに届くということ、肩を叩き、じかに目を見て話せることは、格別の価値を持つ。地球の裏側とだって、通信が可能になっているからこそ、逆に、<会える>ことの尊さが分かるのだ、と。  肌に触れたら、体温を感じる。  機械を通さない声は、じかに鼓膜を震わす。  涙...

 伸ばした手が、相手のからだに届くということ、肩を叩き、じかに目を見て話せることは、格別の価値を持つ。地球の裏側とだって、通信が可能になっているからこそ、逆に、<会える>ことの尊さが分かるのだ、と。  肌に触れたら、体温を感じる。  機械を通さない声は、じかに鼓膜を震わす。  涙のしずくをぬぐってあげることも、おなじ食卓につくこともできる。 (P.192)

Posted by ブクログ

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