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歌って、ヴァイオリンの詩(2)
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歌って、ヴァイオリンの詩(2)

千住真理子【著】

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歌って、ヴァイオリンの詩(2)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 時事通信出版局/時事通信社
発売年月日 2009/08/10
JAN 9784788709713

歌って、ヴァイオリンの詩(2)

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2015/03/01

千住真理子さんのヴァイオリンはやさしく響きます。彼女の「歌って、ヴァイオリンの詩」を読んで、その理由が分かった気がしました。天才少女と謳われた幼少時の厳しい訓練があり、青春時には心で弾けない悩みから病み、ヴァイオリンから離れます。でも、苦しみの中の悩みと、新しい出会いが彼女の心を...

千住真理子さんのヴァイオリンはやさしく響きます。彼女の「歌って、ヴァイオリンの詩」を読んで、その理由が分かった気がしました。天才少女と謳われた幼少時の厳しい訓練があり、青春時には心で弾けない悩みから病み、ヴァイオリンから離れます。でも、苦しみの中の悩みと、新しい出会いが彼女の心を広げてゆきます。名機「デュランティ」に恵まれ、多くの人に導かれ、彼女の音楽はさらに成長してゆきます。その過程で、彼女が悩んでいたときにめぐり合った教訓には共感するものがあります。「先立つものはカネという言葉があるが、それは違う。先立つものは”夢”だよ。大きな夢を持ち続けてさえいれば、後はそれを現実にしようという努力を毎日積み重ねていけばいいだけだ。すべてのものがそんなふうに、その大きな夢のあとからついてゆくんだ」(スペインの出会い)「(12歳の頃)真理子ちゃんも今はまだロボットみたいなもので、これから人間になるんですよ。色々な経験をして、さまざまな複雑な感情を覚えて、やっと人間になれるんですよ。」(手塚治虫からの言葉)哲学科卒の彼女の文は、簡易だが理知的です。

Posted by ブクログ

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