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トム・ジョウンズ(2) 岩波文庫
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トム・ジョウンズ(2) 岩波文庫

ヘンリー・フィールディング(著者), 朱牟田夏雄(著者)

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トム・ジョウンズ(2) 岩波文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1997/10/18
JAN 9784003221129

トム・ジョウンズ(2)

¥770

商品レビュー

3

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2020/08/19
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貴族の家に捨てられ、そのまま育てられたトム・ジョウンズは、隣家の一人娘ソファイアと相思相愛になったとたん、家を追い出されることになってしまう。 そもそも、トムは女にだらしない。 さらに悪いことに、見た目がイケメンなので、引く手あまたである。 それでも、家柄を気にするソファイアの父から監禁状態にされているソファイアのことを思って、トムはすっぱりと身を引くことにした。 ちょうど家をおん出されたことでもあるし。 育ての親からの手切れ金(大金)をあっさり落として失くし、行き当たりばったりの旅はそれなりに波瀾万丈。 金持ちには手厚く、貧乏人からはとことん搾り取るイギリスの庶民階級のしたたかさがもう笑える。 トムは育ちが良いから丁寧に扱われるけど、一文無しだとわかると食事も出してもらえない。(当然だ) だけどトムの善行で救われた人はお礼になにがしかのことを返してくれ、広い世間に飛び出た割には人間関係が意外に密で、二巻まるまるかけても多分家から50キロも離れてないんじゃないかな。 で、一巻で物語から消えたと思われた人物が名前を変えて再び登場。 結構なインテリだったような気がするけど、悲劇の人だったような気がするけど、すっかり狂言回しとなって、この先の物語で何をやらかしてくれるのかが楽しみ。 二巻の最後の方に出てくる若い女性の二人連れって、もしかしてソファイア?って思うけど、その時トムは別の女性と一緒なんだよね。 まったく懲りない男だな。 しかし悪気は全くないので、憎めないのである。

Posted by ブクログ

2015/12/19

面白いと言えなくもないのだけど、物語のテンポが緩くて読んでいてかったるい。人物描写はコミカルだし小悪人はいっぱい出てくるけど極悪人は出てこないので安心して読めるんだけど… パートリッジのキャラが1巻とはだいぶ違うので最初同一人物と理解しかねた。この巻はタイトルをつけるとするなら...

面白いと言えなくもないのだけど、物語のテンポが緩くて読んでいてかったるい。人物描写はコミカルだし小悪人はいっぱい出てくるけど極悪人は出てこないので安心して読めるんだけど… パートリッジのキャラが1巻とはだいぶ違うので最初同一人物と理解しかねた。この巻はタイトルをつけるとするなら「トムの恋愛」でしょうね。

Posted by ブクログ

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