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人はいかにして王となるか 全2冊セット
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人はいかにして王となるか 全2冊セット

S.フィッシャー(著者), 尾崎賢治(著者)

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人はいかにして王となるか 全2冊セット

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本工業新聞社出版局
発売年月日 1981/10/01
JAN 9784819107952

人はいかにして王となるか 全2冊セット

¥2,719

商品レビュー

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2016/01/23

フリードリヒ1世のプロイセン王戴冠から、フリードリヒ2世の死去までを扱う。第一巻ではフリードリヒ1世の戴冠とその後を承けたフリードリヒ=ヴィルヘルム1世の治世が描かれるが、バロック期の宮廷風俗、プロイセンの行政の再建、アカデミーの設立と衰退など、主要なトピックに関して、印象的な文...

フリードリヒ1世のプロイセン王戴冠から、フリードリヒ2世の死去までを扱う。第一巻ではフリードリヒ1世の戴冠とその後を承けたフリードリヒ=ヴィルヘルム1世の治世が描かれるが、バロック期の宮廷風俗、プロイセンの行政の再建、アカデミーの設立と衰退など、主要なトピックに関して、印象的な文章などをうまく配置して叙述が進められる。フリードリヒ=ヴィルヘルム1世が杖で打ちながら「おまえらは私を好きになるんだ!好きになるんだ!」と叫んだなどというエピソードは爆笑を禁じ得ない。それが第2巻では、フリードリヒ2世の治世が扱われるが、そのような爆笑エピソードの紹介は鳴りを潜めているように思われる。ただし、本巻では名将として名高い大王の戦略上の失敗なども描かれており、全体としてホーエンツォレルン家擁護の色彩が強いものの、相当バランスをとろうとして苦心しているように見える。

Posted by ブクログ

2011/06/28

フリードリヒ1世→フリードリヒ・ヴイルヘルム(1巻)→フリードリヒ大王(2巻)。 ■フリードリヒ大王は確かにたくさんの失敗をしたかもしれないけれど、『しかしそれらの失敗は偉大な行為、見事な戦略、そして大胆な決意によって償われた。だから彼はこれほど比類ない戦いにおいて勝利者として...

フリードリヒ1世→フリードリヒ・ヴイルヘルム(1巻)→フリードリヒ大王(2巻)。 ■フリードリヒ大王は確かにたくさんの失敗をしたかもしれないけれど、『しかしそれらの失敗は偉大な行為、見事な戦略、そして大胆な決意によって償われた。だから彼はこれほど比類ない戦いにおいて勝利者として生き残ることができた。』byナポレオン 「フリードリヒ大王」がなぜ晩年「フリッツ親父」と呼ばれ親しまれるようになったのか。 筆者がフリードリヒ大王をほめたかったかけなしたかったのか、その方向性が分らない分だけ彼を等身大で身近に感じられる本、だと思う。

Posted by ブクログ

2009/11/14

作者はフリードリヒ大王の伝記を書きたいのかそれとも誹謗中傷したいのか本気で疑問だ。 たまに読むに耐えない箇所もあった。 別に伝記作家の全てがその対象を褒め称えるべきだとは思っていないが、流石にこれはひどい。

Posted by ブクログ

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