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スパイダー・スター(上) ハヤカワ文庫SF
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スパイダー・スター(上) ハヤカワ文庫SF

マイクブラザートン【著】, 中原尚哉【訳】

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スパイダー・スター(上) ハヤカワ文庫SF

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2009/05/25
JAN 9784150117108

スパイダー・スター(上)

¥858

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2010/11/15

久々のヒットです! 図書館で借りて読んだのですが、自分で買って欲しくなりました。 ヒューゴー賞受賞作の、ロバート・J.ソウヤー著の「ホミニッドー原人」「ヒューマンー人類」「ハイブリッドー新種」の3部作も図書館で読んで欲しくなったのですが(でもまだ未だに持ってないけど)、スパイダ...

久々のヒットです! 図書館で借りて読んだのですが、自分で買って欲しくなりました。 ヒューゴー賞受賞作の、ロバート・J.ソウヤー著の「ホミニッドー原人」「ヒューマンー人類」「ハイブリッドー新種」の3部作も図書館で読んで欲しくなったのですが(でもまだ未だに持ってないけど)、スパイダー・スターも欲しいです! 双子座の二つの恒星のうちのひとつ、ポルックスという星の惑星アルゴに人類は移住していて、でもアルゴには、数十万年前に絶滅してしまったけど、地球人より高度に発展したアルゴノート族の遺跡がまだ残っていて、そのひとつの破壊兵器みたいなのがある拍子に作動してしまい、このままではポルックス星系は滅びてしまう。 で、人々が生き残るために、アルゴノート族の昔話にすがって、スパーダー・スターというところに救いを見出しに行く…という話です。 作者のマイク・ブラザートンは、プロ作家でなくて現役の天文学教授だそうです。 でも話が本当に面白くて、プロじゃなかったのにこんな話が書けたなんて、すごいなあ~と感心です。 でもやたらと人物の内面描写、あるいは他人からの人物分析が多くて、人とのやり取りでの愚痴っぽいものもあったりして、作者が実際に感じていることなのかなと思うと、少し面白いです。 ジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」シリーズを彷彿とさせるような、とても読後感のいい本です。 この本は図書館で何気に手に取ったから、人のレビューとかも全く見てなかったけれど、それがよかったです。 「星を継ぐもの」系のSFがお好きな方だったら、読んでみて損はないと思います。 ていうか、誰か読んだ方と内容を語りあいたいです!

Posted by ブクログ

2009/07/05

もうすぐ七夕のせいか、久々に本格SFに戻ってみる。ふたご座のポルックスを廻る惑星に殖民を果たした人類。今は滅んでしまった先住異星人の遺跡で六重連星系(おぉ!)への調査ミッションの訓練中、遺跡のドアをノックしてしまったところから物語は始まる。ポルックスから巨大な火の玉が光速の10%...

もうすぐ七夕のせいか、久々に本格SFに戻ってみる。ふたご座のポルックスを廻る惑星に殖民を果たした人類。今は滅んでしまった先住異星人の遺跡で六重連星系(おぉ!)への調査ミッションの訓練中、遺跡のドアをノックしてしまったところから物語は始まる。ポルックスから巨大な火の玉が光速の10%もの速度で植民星や月に打ち込まれ始め、これをとめるためには伝説中のスパイダー・スターに行かねばならないらしい・・・上巻は中性子星を廻るスパイダー・スター到着まで。著者は現役天文学者であり本業作家というわけではないらしいので、物を語るという点については差っ引いて読まいないと少し苦しい。西暦2400年代の設定なのですが、人間のやっていることは同じだし、近未来くらいの設定にしたほうがしっくりくるような感じ。男女の関係で「非排他的な関係・・・」っていう表現はちょっと。でも科学バカのかわいいところとして許してしまうのだ。天文関係(ほんと、専門バカって感じです)はバッチリ。スパイダー・スターまでは星間ラムジェットで行くのだが、いわゆる暗黒物質を使うエンジンなど、最新のサイエンスでアップデートしてあって楽しい。下巻では、中性子星のとの絡みもあるに違いないから楽しみ!結構面白いではないか。

Posted by ブクログ

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