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アーミッシュの昨日・今日・明日
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アーミッシュの昨日・今日・明日

ドナルド・B.クレイビル【著】, 杉原利治, 大藪千穂【訳】, ダニエルロドリゲス【写真】

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アーミッシュの昨日・今日・明日

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 論創社
発売年月日 2009/05/25
JAN 9784846005115

アーミッシュの昨日・今日・明日

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商品レビュー

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2013/09/14

「自由」という観点で考えると馬鹿げている、でも「幸せ」という観点では…? 大学の「同時通訳入門」で扱ったアーミッシュに関する本。 先進国のアメリカのランカスター地方で生きるアーミッシュの人々。宗教上の迫害を受けて欧州から移り住んできた彼らは、現代社会を生きる私たちには信じら...

「自由」という観点で考えると馬鹿げている、でも「幸せ」という観点では…? 大学の「同時通訳入門」で扱ったアーミッシュに関する本。 先進国のアメリカのランカスター地方で生きるアーミッシュの人々。宗教上の迫害を受けて欧州から移り住んできた彼らは、現代社会を生きる私たちには信じられない生活を送っているのかもしれない。なぜなら彼らは家の中で電話できず、テレビや車を所有することを許されていないのだから。ごく一部の例に過ぎないのだけど、これらは彼らが外部の世界と繋がりに抵抗していることを示している。 アーミッシュのことを知ったときは正直「馬鹿げてる、まるで情報統制されている某国のようだ…」と感じた。でも、彼らのことをより深く知っていくうちにもう一つの印象を持つようになった。それは「幸せな生活」ということだ。確かに、彼らの生活を知れば知るほど「馬鹿げている」と思うかもしれない。車は運転できないし、家の中で電話はできないし、そもそも電線から電気を利用することは禁止されているのだから(!)。 でも、例えば電話は自分たちの生活にいきなり侵入してくるものであり、電話があると友達の家を直接訪問することもなくなってしまう。つまり、面と向かった直の交流がなくなってしまうというのだ。また、外部の世界からの情報の流入を防ぐことで、例えば日本の若者のように思い悩むこともなくなる。限られた世界であれば人生を思い存分生きることができるのではないか。ただし、外界との分離が担保されている限りだけど。分離が保たれなくなると、たちまち「アーミッシュ」は崩壊すると思う。 「自由」という観点では全く持って馬鹿げているように見える。でも「幸せ」という観点で考えると全く異なる評価になるように思う。 個人的に注目したいのは、携帯電話との折り合いの付け方。 また、慎ましい生活をしている、派手にしないという点では日本人と似ているかもしれない。

Posted by ブクログ

2011/02/19

メモ オルドヌングから大きく逸脱した人間はシャイニングが対応する レビュー アーミッシュについてはインターネット上の情報しか知らなかった。この本に書かれてているのは、主にアメリカ ペンシルベニア州ランカスター群のアーミッシュのことである。 感想としては、思ったより現代の技術に...

メモ オルドヌングから大きく逸脱した人間はシャイニングが対応する レビュー アーミッシュについてはインターネット上の情報しか知らなかった。この本に書かれてているのは、主にアメリカ ペンシルベニア州ランカスター群のアーミッシュのことである。 感想としては、思ったより現代の技術に触れているアーミッシュが多い。それと必ずしも閉鎖的なアーミッシュばかりではなく、観光客向けの商品を作ったり「英国人」の友達が沢山いたりもする。 アーミッシュ電気は面白い。バッテリー以外の電気使用は駄目だから、空気や油で動かしてしまう。 アーミッシュ達は現代技術をどこまで受け入れるかや盛んになる小規模産業の発展に戸惑っているということ。 この問題は難しい。 私は日本で沢山の家電に囲まれ、物質的に恵まれている。だけど寂しさを時々感じる。病気や社会の画一化が怖い。 アーミッシュについて今までの得てきた情報と違う部分も多く正直戸惑っている。それ故に、この本はアーミッシュの良い面ばかりが書かれているように感じてしまった。しかし私が信じているようなアーミッシュ神話など捨てて新しい目で見る必要がある。

Posted by ブクログ

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