商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2009/05/20 |
JAN | 9784396633158 |
- 書籍
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東京箱庭鉄道
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東京箱庭鉄道
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商品レビュー
3.5
26件のお客様レビュー
楽しい いい終わり方 あと味がいいなぁ 鉄道マニア向けの物語かと思いきや 社会批判も込めてのヒューマンストーリー 自由な発想で鉄道を造る企画 予算400億円 どんなプラン考えるかなぁ この物語では、原宿から表参道、青山一丁目、西麻布、六本木、赤坂、新橋、汐留 という港区横...
楽しい いい終わり方 あと味がいいなぁ 鉄道マニア向けの物語かと思いきや 社会批判も込めてのヒューマンストーリー 自由な発想で鉄道を造る企画 予算400億円 どんなプラン考えるかなぁ この物語では、原宿から表参道、青山一丁目、西麻布、六本木、赤坂、新橋、汐留 という港区横断鉄道だ 旧皇族の宮家が辛酸を舐めた戦後の皇族解体やら、西武王国を築いた堤義明の姿も描きこんでいる 横浜市長の想いを汲んで横浜球場を実現させた当時のビジネス感覚を、今回は主人公を変えて箱庭鉄道として作ってみたのかなとも思える そんないきさつを含めて、読んで楽しむのが一番だろうと思う 鉄道を絡めた事業に夢を描くのを楽しめる人も多いのではないだろうか 郊外型で考えれば街づくりもできる 同じ400億円の事業予算だったら別のことを考えても面白いだろう この鉄道事業と比較してみるのも参考になるかもしれない この港区横断鉄道は環境配慮型の事業アイデアで、路面にケーブルを敷き込んで駆動する、サンフランシスコ仕様のケーブルカーだ 技術提携など国際的な視点も盛り込まれている もっともっと、こんな新規ビジネスアイデア小説があったらおもしろいだろうと思えた
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ヤッさん、佳代シリーズで最近お気に入りの原さん。昔の作品も読んでみようと、タイトルに惹かれ図書館で借りてみた。 冒頭、主人公の妹尾が牛丼屋での出会いを回想し、切なくて悲しい事件、と話してるところから、何事だろうと思って読んでいくと、まさかの結末。鉄道をつくるための計画の前半は一緒にワクワク楽しめたけど、後半から残りページと時間の進みかたが気になり、ソワソワ。まさかの結末には、面白さと切なさを感じつつも、ちょっと残念で消化不良…
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鉄道建設を任された面々の痛快ストーリー。 夜勤明けの吉野家で鉄道建設のプランニングを任された元広告マンの妹尾。 依頼主は元皇族の日野宮邦彦氏で、建設費は400億円、期間は3年という。 元同僚で妹尾が恋心を寄せるリエや元国鉄マンなどを誘い、鉄道建設プランニング事業「鉄プ...
鉄道建設を任された面々の痛快ストーリー。 夜勤明けの吉野家で鉄道建設のプランニングを任された元広告マンの妹尾。 依頼主は元皇族の日野宮邦彦氏で、建設費は400億円、期間は3年という。 元同僚で妹尾が恋心を寄せるリエや元国鉄マンなどを誘い、鉄道建設プランニング事業「鉄プラ」が始動する。 突貫工事でまとめ上げた新宿周回のプランは承認をもらえず、妹尾たちは日野宮が目指す箱庭的鉄道を改めてプランニングする。 港区縦断ケーブルカープランが承認され、工事に着工したが、思わぬアクシデントが。 日野宮の皇族としての暗い過去とアクシデントが、過去の遺恨を詳らかにする。 どうなる「鉄プラ」!? もう少し夢がある話かと思いましたが、そんな結末。
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