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虹の橋 徳間文庫
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虹の橋 徳間文庫

澤田ふじ子【著】

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虹の橋 徳間文庫

649

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2009/05/15
JAN 9784198929756

虹の橋

¥649

商品レビュー

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2011/01/24

京都、建仁寺脇の宗椿長屋を舞台に、そこで暮らす子供たちの物語。 冒頭では、皆がまずしいながらも助け合って暮らしている様に、温もりを感じたが、貧しさからくる厳しい現実が、彼らを襲う。 酒びたりの父をもつ貴和。後に彼女は遊郭へ行くことになる。継母の言うなりとなって、娘を遊郭に売ろ...

京都、建仁寺脇の宗椿長屋を舞台に、そこで暮らす子供たちの物語。 冒頭では、皆がまずしいながらも助け合って暮らしている様に、温もりを感じたが、貧しさからくる厳しい現実が、彼らを襲う。 酒びたりの父をもつ貴和。後に彼女は遊郭へ行くことになる。継母の言うなりとなって、娘を遊郭に売ろうとした不甲斐ない父親を持ってしまった富士太、千代、きく。宮大工として生きることを決め、10才から奉公に励む宗吉。同じように、奉公に励む弥市。 哀しい話だけど、本来ならば自分も貴和と同じように女郎になっていたかもしれないという思い、自分を救ってくれた兄、富士太が貴和を想っていたこと。長屋の幼馴染だった皆が、同じように幸せになれるように、と願った千代の痛いほどの気持ちをいつかきっと宗吉も分かってくれると思う。きっと。

Posted by ブクログ

2009/06/24

京の長屋で、兄弟同然に育った少女たち少年たち 貧しいながらもけなげに生きる人ボトの哀歓を描いた時代小説 解説の「人の情けで生きさせてもらった者は、自分ひとりが幸せになることを許すことができない」 このセリフが切ないなぁ 主人公の少女は自分が選んだ道だから、それでもよかったのだろ...

京の長屋で、兄弟同然に育った少女たち少年たち 貧しいながらもけなげに生きる人ボトの哀歓を描いた時代小説 解説の「人の情けで生きさせてもらった者は、自分ひとりが幸せになることを許すことができない」 このセリフが切ないなぁ 主人公の少女は自分が選んだ道だから、それでもよかったのだろうけれど ひたすら彼女を愛し、嫁にもらうことを決心していた少年が可哀そう、、

Posted by ブクログ

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