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文才がなくても書ける小説講座 SB新書
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文才がなくても書ける小説講座 SB新書

鈴木信一【著】

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文才がなくても書ける小説講座 SB新書

803

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ソフトバンククリエイティブ
発売年月日 2009/04/22
JAN 9784797353884

文才がなくても書ける小説講座

¥803

商品レビュー

3.4

6件のお客様レビュー

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2017/07/04

今回久々に読んで、今の自分に響く箇所があったので 長いですが引用いたします。 ちなみに前読んだ時とは響くところが 全く違います。 再読すると自分の変化がわかりますね。 ということで以下引用です。 ↓ 「小説の話法の秘密」 小説は押し付けを嫌うのです。 私たちの心を、どこか深いとこ...

今回久々に読んで、今の自分に響く箇所があったので 長いですが引用いたします。 ちなみに前読んだ時とは響くところが 全く違います。 再読すると自分の変化がわかりますね。 ということで以下引用です。 ↓ 「小説の話法の秘密」 小説は押し付けを嫌うのです。 私たちの心を、どこか深いところへと落とし込んで行くもの。 小説とはそのようなものです。 しかし、何事かを押し付けられた瞬間、 私たちは心をこわばらせてしまいます。 隠す事で、探すように仕向ける。 決して無理強いしない。 これが小説の話法です。 ”わたしたちの心を、どこか深い所へ落とし込んでいくもの そして、わたしたちをだまらせるもの” では、すぐれた小説を前にしたとき、 わたしたちはどうして黙り込んでしまうのでしょう。 隠す事で、探すように仕向けると言いました。 しかし、いくら探しても”掴み得ぬもの”は残るものです。 この”掴み得ぬもの”を前にして、それにたじろぎ、畏怖する。 だから人は沈黙するのです。 小説の感動とは、そうやって生まれます。 わたしたちは感動というものを ”感極まって涙を流すこと”ととらえがちですが、 本来、文学的感動というものは涙とは関係ありません。 ただ黙り込み、そっと心を震わせた。それだけだったはずです。 2017/01/08 17:10

Posted by ブクログ

2014/06/24

高校学校の国語の授業の中で、小説の書き方を教えてきた著者が、自身の体験を踏まえながら書いた文章執筆の指南書です。 書くことで情報の不足が生じ、それを補おうとしてさらに文章が生まれてくるという観点から、「ストーリーが勝手に動き出す」という神話や伏線の成立の仕方などを解き明かした箇...

高校学校の国語の授業の中で、小説の書き方を教えてきた著者が、自身の体験を踏まえながら書いた文章執筆の指南書です。 書くことで情報の不足が生じ、それを補おうとしてさらに文章が生まれてくるという観点から、「ストーリーが勝手に動き出す」という神話や伏線の成立の仕方などを解き明かした箇所は、目から鱗でした。 また、「小説の読み方は自由だ」という主張は、「自分はたまたまそのように読めたという一回性に、読者が立て籠もることを保証するものでしかありません」と言い、それでは読者は小説を読むことによって何も変わらないのではないかという問題提起も、思ってもみなかった考え方で、目を瞠らされました。

Posted by ブクログ

2013/11/19

文字通り、文章を書くための小説講座。 書くことというのは、文字通り論理の構築作業だということがよくわかった。

Posted by ブクログ

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